■ 坊ちゃんに108の質問 ■

テッド坊でお送りしております。
何で存在してるのかとか、何で知ってるのかとかは、まぁ…ツッコまないで欲しいです。

Q.0 これから108の質問に答えていただきます。意気込みをどうぞ。
アリア坊(紫色)「…出来うる限り、にごさずに頑張って答えよう…と、思う。ツッコミ役として、テッドが後ろに控えてて、何だか嬉しいけど変な気分…。」
テッド「ホントは別のヤツにしようって案もあったらしいが、ここは俺の親友としての立場で、譲れない訳よ。って事で、始めようか?」
「……僕に対しての質問なんだけど。仕切るんじゃないって。」
▽まずは軽く自己紹介▽
Q.1 まずはお名前と性別を教えて下さい。
「アリア・マクドール。性別は男。…どこかには、女の身体になってる僕も居るとか居ないとか。」
「えっ?女のお前?!是非とも見てみたい!!」
「…反応する所は、そこなんだ…?」
Q.2 名前の由来は何ですか?
「お母さまが、音楽をお好きだったらしい。…父上は、男につけるには、響きが女性的だからと、反対なさったらしいんだけど、結局この名前になったようだ。」
「…テオ様って、意外と奥さんには甘かったのか…(そうだよな、アリアに対しても、厳しい風に振舞ってても、子煩悩っぽかったもんな)」
Q.3 本拠地の名前と由来を教えて下さい。
「エリュシオン。由来は、何かの神話の、楽園。…本当は、少し縁起の悪い名前なのだけど。」
「楽園は楽園でも、死んだ後に行く楽園だもんな。」
Q.4 実年齢と見た目の年齢はいくつぐらいですか?
「実年齢は、時代にもよるが、デュナン統一戦争時で20歳、外見年齢は、14・5歳で止まったままだよ。」
「外見は、止まったままだからなぁ…俺としては、身長を越されずにすんで嬉しいんだけどな。。」
「僕は悔しいよ。せめて、もう少し身長欲しかった…。」
Q.5 髪の色、瞳の色等、外見的特徴を教えて下さい。
「髪は黒、瞳は薄い金。」
「髪は夜空みたいな闇の色だし、瞳は昇ったばかりの月の金色だな。」
「(少し照れたように目を逸らす)…そう言われると、ちょっと恥ずかしいんだけど。」
「俺は、そう思ったから言ってるだけなんだけどなぁ…。」
Q.6 あなたの体型はどんな感じですか?(差し支えなければ身長、体重など)
「身長は…165…。(と言ってるものの、嘘をついてるのはバレバレ)」
「嘘つけ。お前の身長、大体160位だろう?」
「……わかったよ!そうだよ、その通りだよ!どうせ僕は小さいよ!!」
「そんな所がまた、いいんだけど。体重は、48くらいだったよな。小柄で細めで、年齢にしては子供っぽい。」
Q.7 誕生日はいつ頃ですか?
「11月22日。秋の終わり頃で、冬の始まりの頃。」
「わんわんにゃーにゃーって感じだな。または、いい夫婦とか。」
「語呂合わせで遊ぶな!」
Q.8 趣味・特技は何ですか?
「料理と読書。特技は……人の心や記憶が読める能力、かな。」
「料理の腕は、グレミオさんや、各地の料理人も認める凄腕だもんなぁ。マジ美味い。」
Q.9 苦手なことってありますか?
「…裁縫とか、天地が引っくり返っても無理。」
「それが意外なんだよなぁ…。他は何やっても結構ソツなくこなすのに、それだけダメってのが。」
「……何とでも、言えばいい。出来ないんだから、仕方ないし。」
Q.10 自分の長所・短所はなんでしょう?
「短所は浮かぶが…長所って浮かばない…。とりあえず、暗い考えばっかりなのは短所だと思う。」
「自分の近しい人に対しては、ホントにものすごい深い愛情を見せる所は、長所かな。短所は、意外に突っ走りやすくて、自分を省みない所。もっと自分を大事にしてくれ。」
Q.11 客観的に見て、自分はどんな人間だと思いますか?
「心を装う根暗。」
「…前は、そんなでもなかったんだけどな。…色々、あったもんな…。」
Q.12 好きな食べ物と嫌いな食べ物を教えて下さい。
「好きなモノは甘い物。嫌いなのは、辛かったり苦かったりする物。」
「そういう嫌いなモノをうっかり食べて、泣きそうな顔になる所がまた、面白いんだよなぁ。」
「(キッとテッドを睨む)……あのな…人が苦しんでるのに、面白がってたのか…?!」
「いやー、可愛くて、ついなーv」
「……テッドの馬鹿。」
Q.13 座右の銘、好きな言葉は何ですか?
「うーん、特に思い浮かばないんだけど。」
「『人生楽ありゃ苦もあるさ』とか?(ニヤニヤ)」
「(思わず溜息)……やっぱり、馬鹿にしてるだろ。」
Q.14 棍以外に得意な武器ってありますか?
「剣も扱えるし、一通りの武器は使えるように叩き込まれてる。あまりに重い大剣とか、銃みたいな特殊な武器は無理だけど。」
「大抵のモノは扱えるなんて、さすがは将軍の息子だよなぁ。」
「テッドだって、色々ソツなくこなすじゃないか。」
「俺のは、自己流だからな。しっかり習ってた訳じゃないから、結構適当だぜ?」
「そうかなぁ…??」
Q.15 右手の紋章はどんな物で隠していますか?
「テッドがやっていたように、手袋で隠したり、包帯を巻いたりしているよ。」
「(思わず自分の昔を思い出して、うんうんと頷く)結構大変なんだよな。いちいち隠してるってのも。」
「隠す必要のない人の前では、外しちゃってるけどね。」
Q.16 ソウルイーターは使いこなせていますか?
「…まだ、完全には。でも、そのうちに真の主となって、完全に抑えられるようになってみせる。もう、誰も死なせたくなんかないから。」
「……でも、頑張りすぎるんじゃないぜ。少なくとも、俺みたいには、なるんじゃない。大丈夫、お前ならいつか、そいつすら扱えるようになるさ。」
「…うん、僕頑張ってみせるから。」
Q.17 左手と額には何の紋章を宿していますか?
「左手には大抵流水の紋章を。額は、必要に応じて変える。大地や破魔、蒼き門なんかが多いかな。お金に困ったら、金運を宿したりもするけど、そうじゃなければ魔法紋章を宿してる。」
「何で大抵は流水なんだ?」
「自分のでも、他の人のでも、すぐに怪我を治してあげられるだろう?痛そうなの、嫌だから。」
「……なるほど。お前らしい。けど、自分にももっと気をつかえよ。」
Q.18 使ってみたい、もしくは宿してみたい紋章はありますか?
「うーん……そうだな、罰の紋章とか?」
「(思わず狼狽)…なっ?!罰??!!何言ってんだよ!もっと自分を大事にしろよ!!死ぬ気か!」
「(ちょっとだけ人の悪い笑みを見せる)……っていうのは冗談で、隼の紋章とか、音の紋章みたいな、自分には使えない紋章を使ってみたいな。…真の紋章なんて、もう充分だよ。」
「驚かすなよ……。」
Q.19 本拠地でのお気に入りの場所はどこですか?
「え?解放軍の本拠地?それとも他の?」
「解放軍と同盟軍、両方答えときゃいいじゃん。」
「えーと、解放軍の方なら、屋上とか、図書室とか、湖の傍かな。同盟の方も同じようなものだけど、やっぱり屋上と、図書館と、湖の傍。あ、お風呂も好きだよ。」
「…ホントに、見事に似たような場所だな。」
Q.20 あなたのストレス発散法を教えて下さい。
「ストレス発散法…………特にない。けど、本当に、耐えられない位に辛くなったら、人の見ていない時に、適当に魔物に向けて、思いっきり魔法を使う。」
「………その姿は、ちょっと怖そうだな…。」
Q.21 昔はどんな子供でした?
「将軍の息子として、父の名に恥じぬよう、精一杯背伸びしてるような子供だった。」
「俺と会った頃も、そんな感じだったな。物分りが良くて、聞き分けがいい、ワガママもあんまり言わない子供。そのくせ、傍に誰も居ないと耐えられないくらい辛いのに、甘えるのが下手なヤツだったなぁ。」
Q.22 子供の頃の夢(将来何になりたかったのか等)は何でしたか?
「父上の背中を守れる位強くなって、将来は父上の後を継ぎ、将軍となって帝国に仕えるのだと思っていたよ。(少し哀しげに目を伏せる)……残念ながら、そうはならなかったが。」
「……ごめんな。そうなったのは…俺のせいだよな…。」
「…でも、そう言っても、変わりはしないから。気にしないで。」
▽少し真面目な質問▽
Q.23 あなたにとって父親とはどんな存在ですか?
「最も尊敬していた人。いつか越えなければならないとしても、越えられないと思っていた。…例え、この手にかけたとしても…大切な、僕の目標だ…。」
「……すごい人だったよな。本当に…。いい父子だったのに…。」
Q.24 母親はどんな人だったと思いますか?
「おぼろげにしか覚えてないが、すごく優しい人だった。真っ直ぐで綺麗な長い黒髪と、月の光みたいな金色の目をしてたんだ。病弱だったから、華奢だったような印象がある。」
「……お前、テオ様似って感じじゃないよなぁ。体質も、見た目も。母親似だな、うん。」
「………。否定はしないよ。」
Q.25 テッドと初めて会ったときのことを教えて下さい。
「父上が連れて来て、引き合わされたんだ。そんな事は初めてじゃなかったけど、一瞬驚いたような顔をした後、何だか壁が出来たみたいで…何となく、手負いの獣みたいな、関わるんじゃない!って空気だった。」
「……ありえないのに、知ってるような気がして、驚いたんだ。その後は、確かに関わってくれるな、と思ってたから、アリアの読みは間違いじゃない。まさか、時を越えてきた本人だとは、その時は思わなかったけどな。」
「僕だって、まさか過去に行く事になるとは思わなかったからね。」
Q.26 仲良くなるまで時間がかかりましたか?
「完全に打ち解けるまで、4・5ヶ月はかかったかな。ホント、野生動物みたいだった。」
「いや、その…すまねぇ。ソウルイーターに、喰われて欲しくなかったんだよ。お前、妙に俺に構ってくるし。」
「何とか餌付けして、仲良くなりました。」
「餌付けって言うな!!」
Q.27 あなたにとってテッドはどんな存在ですか?
「(ふんわりと微笑む)大事な、無二の親友。もう二度と、あれ以上の友はいないと思う。」
「……親友、かぁ。」
「何、文句でもあるのか?」
「…いや、別に…。恋人って言って欲しかったなー、なんて、思ってないって。」
「どこかに、そういう関係な僕もいるとかいないとか。」
「マジ?!」
Q.28 どうしてテッドはあなたに紋章を託したのだと思いますか?
「…多分、僕とこの紋章を守りたかったんじゃないかな、と、今は思う。その時は、ただ夢中で考える間もなかったけどね。」
「その通りだ。…けど、そのせいでお前は不幸になっちまったけどな…。俺も、その時はどうしようもなかったんだ。」
「わかってるから…。僕は大丈夫だから、自分を責めないで欲しい。」
Q.29 バルバロッサ皇帝に謁見したときの感想をお聞かせください。
「すごい方だな、と思った。何て言うか、圧倒された。この方に精一杯仕えよう、と思ったんだ。…あんな風に、国を腐敗させるようには、見えなかったのに…。」
「…あの女に、惚れてたんだろうな…。一国の主としちゃ、間違った愛し方だけど…。」
Q.30 オデッサさんの印象はどうでしたか?
「まさか、女性がリーダーをしているとは思わなかった。綺麗で、真っ直ぐで、とても気高い人だと思ったよ。」
「…もしかして、初恋だったとか?」
「な、な、何でそんな話になるんだよ!!彼女には、恋人が居たんだぞ?!そんな事、思う訳ないじゃないか!」
「……ムキになる所が、怪しいよな……。」
Q.31 解放軍のリーダーになることを決意した理由はなんですか?
「この国の現状を見て、オデッサさんの言葉を聞いて、この国を何とかしたい、って思ったんだ。それに、テッドが捕まったままだったし…何とか、助けたかったから…。リーダーになれば、何とか出来るかも知れないと、そう思ったんだ。」
「…そんな事、考えていたのか…。俺はまた、半強制的にだったのかと思った。」
「僕自身が望んで、その座に就いた。…まさか、あんな事になるとは、思ってなかったけどね。」
Q.32 父親と戦うことについてどう思いましたか?
「(再び目を伏せる)……辛かった。本当に。お互い、どうにもならない事とはいえ…父子で戦い、どちらかがどちらかを手にかけねばならないなんて…。けれど、最終的には、仕方なかったと、自分を納得させるしかなかった。父上は、降伏なんてしないし、僕も負ける訳にいかなかったから。」
「…アリア…。」
「けど、父上は、満足そうなお顔をされていた。だから…僕も、哀しくても、後悔はしないつもりだ。」
Q.33 108星は全員集まりましたか?
「…集まらなかった。僕の力が、足りなかったんだろう。」
「だからお前は、独りで旅立っていったんだもんな…。」
Q.34 解放戦争終結後、なぜ大統領を辞退したのですか?
「魂を喰らう紋章があるのに、そう言う訳にいかないだろう。正直、色々あった後であの国に留まってるのは辛すぎたし、不老の者が治める国など、あまりいいものじゃないだろう。」
「どっかの国と、同じになっちまうかも知れないからな。それは俺も同意見だ。」
Q.35 あなたにとって解放戦争とは何でしたか?
「……哀しい戦い。戦争なんて、どれもそういうものだけどね。けれど、皆は喜んでくれていたから、あれでよかったんだと思う。」
「お前自身は、どうだったんだ?」
「ようやく終わって、ホッとした。って言うのが、本当の所かな。」
Q.36 ソウルイーターについてどう思いますか?
「複雑な気持ち。少し怖くもあるし、嫌なモノでもあるし。…でも、とても大切なモノ。テッドとの、繋がり。大事な、絆だから。僕が、守り続けていく。」
「…例え、死んだ方がマシだと思う位、苦しくても?」
「何があっても。大丈夫、そのうち完全に抑えてみせるから。」
Q.37 これからも紋章を守って行きたいと思いますか?それは何故ですか?
「さっきも言ったけど…ずっと、守り続けていくつもり。テッドとの約束でもあるし、そうする事が、今の僕の望みでもあるから。」
「……。ごめん。」
Q.38 自分が「英雄」と呼ばれる事をどう思いますか?
「……僕は、英雄じゃないと思っているから…そう言われるのは、正直辛いんだ。けれど、そう言ってもらえると言う事は、少なくとも、僕のした事は、ムダじゃなかったと思えるから…。複雑なんだ。」
「俺が言う事じゃないかもしれないけど…お前の頑張りを認めてもらった、って事なんだし、そこまで悩まないで、言わせとけよ。そう言われる事で、苦しむ位なら。」
「うん…まぁ、そう思えれば、楽なんだけど…。心酔されるのも、ちょっと困る。」
Q.39 トランのグレッグミンスター城内にある、アノ部屋は見ましたか?どう思いました…?
「…正直に言う。もうホントに止めてくれ!!何だよアレ!あんな事されて、誰が喜ぶか!!」
「お前を崇めてるヤツは、喜ぶんじゃねぇの?」
「僕は喜ばない!レパントに直訴しても、聞きゃしないんだよ!恥ずかしいったらないのに!」
「…まぁ、アレだ。すっごい好かれてるって事なんだし、諦めろ。」
「なんだよ、テッドはああいうの嬉しいって言うのか?!」
「……う〜ん……。」
「人の気も知らないで!テッドの馬鹿!」
「俺にあたるなよ〜…。」
Q.40 同盟軍に参加しましたか?その理由は?
「はい、落ち着いたトコで、次の質問どうぞ?」
「……。(落ち着かなきゃ、というように、一度息を吐いて)戦争自体には参加してないが、手伝いはした。あの子は、まだ間に合ったから…僕と同じような事になる前に、何とか出来れば、と思ったんだよ。」
「お前が、辛くなっちまうかも知れないのに?…全くお前は、人の事ばっかで、ホントお人好しっていうか、何て言うか…。」
Q.41 これからトランはどんな国になって欲しいと思いますか?
「永遠はないけれど…いい国になってくれればと思う。出来ればもう、あんな事が起こらないような国に。」
「何かあったら、お前、手を貸すのか?」
「手を貸した方がいいと思う?」
「いいや、逆。どうせお前の名を利用しようとするだけだ。見守る位にしとけ。そうじゃないと、またお前が苦しむ事になるだろ。俺はそんな事になるの、許せないからな。」
Q.42 ルックの言う「灰色の世界」と、彼の行動についてどう思われますか?
「ルックって、あの生意気なガキだよな?」
「う、うーん、まぁ。…僕は…僕には、灰色の世界は見えないから…。まだ見えないだけなのか、それとも…この紋章には、何かが生きている世界しか見えないのか、わからないけれど。でも…哀しかった。未来なんて、可能性が幾つもあるモノだ。そのうちの一つを見たからって、絶対にそうなる訳じゃない。」
「俺にもそんなのがちらりと見えた事があるから、お前もそのうち未来を見るかもな。…あいつはきっと、孤独だったんだろう。結局人を信じる事も出来ず、人としての存在感を自分に感じる事も出来なかった。本音はただ、解放されたかっただけなのかもしれない。」
「未来なんて、刻一刻と変わっていくものだろう?例え、一番可能性の大きな未来がそれだったとしても、もっと別のやり方があったはずだ。……行き着いた結論が、自分の魂と共に、真の紋章を壊す、だなんて…。」
「それしか思い浮かばなかったのかもな。万が一、破壊の力が強すぎて、世界そのものが崩壊して、結局その灰色の世界以上に大変な事になっちまったら、どうする気だったんだか。」
「(何とも言えない哀しい表情になる)……そういう行動をとってしまった事が…哀しかった。」
▽108星+?について▽
Q.43 仲の良い108星はいますか?
「そうだな…歳の近い、ルックやフッチ、シーナ辺りは、友達だったな。」
「……ふーん。」
「何を嫌そうな顔してるんだよ?」
「そりゃ、嫌だからなァ。」
「そんな、嫌がらなくてもいいじゃないか。」
「気に食わないんだから、仕方ないだろー?」
「……変なの。」
Q.44 実は苦手だった108星はいますか?
「……ソニアさんは、どういう顔して会っていいのかわからなかった。あとは、特殊な人達。」
「特殊じゃないヤツって、居たっけ?…ああ、もしかして、ナルシーな方々か?」
「…まぁ、ご想像にお任せします…。」
Q.45 グレミオはどんな存在ですか?
「空気や水みたいに、常に傍にあって、居なくなったりしない気がしていた存在。」
「…居なくなったら、生きていけないような…?」
「…居なくなって初めて、ああ…こんなに大事だったんだ、って思った。それまで気付けなかった自分は馬鹿だ。あんなに大事にしてもらってたのに、僕は何も返せなかった。お礼すら、言えなかったんだ。」
「グレミオさんは、充分満たされてたと思うぜ?だって、いっつも幸せそうだったもんな。」
「…そうかな、そうだと、いいんだけど…。」
Q.46 ではクレオとパーンは?
「姉のような人と、兄のような人。僕の家族。」
「…帰らなくて、いいのか?」
「今は、まだ。それでも…家族の居る場所が、僕の居るべき場所だとは、思っているよ。」
「ずっと、戻らない気か?」
「……そのうち、ね。」
Q.47 軍師のマッシュはどんな人でしたか?
「尊敬し、信頼出来る人だった。僕の師ともいえるかな。優しくて…とても厳しい人だった。」
「兵法とか、教わったりしたんだっけ?最後の戦いの後、死んじまったんだったな…。」
「…せめて、今は…安らかであればいいんだけれど。」
Q.48 腐れ縁のお二人(ビクトールとフリック)についてどう思いますか?
「大切な仲間。いいコンビだよね。色々あったけど、頼りになる仲間だったよ。」
「あー、熊と青いのか。」
「…その一言で、言い表しちゃうのも、なんだけど。」
Q.49 カスミのこと、気付いています?
「(困ったように微笑む)……気付いてるよ。けど、僕にとっては…大事な仲間までの感情しかないんだ。気付かないフリするしかないよ…。」
「ああ、お前、年上好みだもんなぁ……。」
「……そういう事、言うなっての。」
Q.50 同盟軍の軍主についてどう思いますか?
「元気がいい子だよね。弟が居たら、あんな感じかな、って思ってる。」
「小猿って感じだけどな。…ってか、あいつの気持ち、気付いてるのか?」
「…??何が…?」
「……いや、まぁいいや。」
Q.51 ナナミの料理を食べたことはありますか?ある方は感想をお聞かせ下さい…。
「………。思い出したく、ないんだけど…。」
「お前、平気な顔して食ってなかった?」
「心頭滅却すれば何とやらってヤツだよ。まぁ…あまり、言いたくはないが…食べた瞬間に、脳天を直撃するような刺激があって、何だかグルグルして、その後飲み込んだ喉の奥でざわざわする感じ?」
「…よくわかんねぇが、凄そうだな…。」
Q.52 一緒に居て落ち着く人は誰ですか?
「解放軍メンバーで?それとも、その他??」
「全部答えちまえ。」
「当然一番落ち着くのはテッドなんだけど…解放軍の中では、キルキスとか…。同盟ではキニスン君とか。後は、時によりナッシュ。」
「弓使いの傍が落ち着くのか?お前。ってか、時によりって…?」
「何か、森の気配がするから、落ち着くんだ。ナッシュはほら…出会ってる場合って事。会ってる時とそうでない時があるから。」
「ああ…ま、次からはソレ、付けないでもいいよ。何か混乱しそうだしな。」
Q.53 逆に、そばにいるとハラハラさせられる人は誰ですか?
「…ビッキーかな。彼女の傍は、色んな意味でハラハラする。ナナミちゃんも。料理してる時は、ホントにハラハラしてしまうよ。」
「その辺は、わかる気がするな…。」
Q.54 一緒にいて楽しい人は誰ですか?
「テッド。…じゃなくて、今って事、かな?」
「まぁ、多分。」
「ルックやフッチ、シーナ辺りと居るのは楽しい。後は、ナッシュ。」
「その辺、さっきから名前が出てきて、微妙にムカツク。」
「えっ?!そう言われても…。」
Q.55 では、一緒にいるとしんどい人は?
「しんどい、って、疲れるって事だよね?」
「大抵は、そうだと思うけどなぁ。」
「そうだな…色々と突っ走ってる人、とか。」
「…名前は挙げないんだな…」
Q.56 真の紋章持ちで気になる人物は誰ですか?
「気になるって言ったら、皆気になるんだけど。」
「その中で特に!ってのはないのか?」
「あえて言うなら、ノクターン(4主)さんとかかな。一度会ってみたい。」
「だ、ダメだ!!」
「何で??」
「俺はもう、これ以上ライバルを増やしたくないんだーっ!!」
「はぁ?!訳わかんないよ!」
Q.57 あなたが尊敬している人は誰ですか?
「父上、テッド、オデッサさん、マッシュ。」
「へ?俺も入ってるのか?」
「意外?でも僕は、君の生き方、尊敬していたもの。」
Q.58 信頼している人は誰ですか?
「マッシュとクレオ。マッシュはもう、死んでしまったけどね。後は、ナッシュ。」
「…クレオさんはともかく、名前がよく出てくる人がいて、悔しいんだけど。」
「何言ってんの?君の名前だって、よく出てると思うけど?」
「まぁ、そうなんだけど……」
Q.59 人生の中で最も影響を受けた人物は誰ですか?
「テッド。色んな意味で、彼が居なければ、今の僕は居ないから。」
「いや、何かこう…そう言われると、嬉しいケド、複雑だな…。たしかに、今のお前は居ないだろうからな…。俺のせいである、とも言えるし。」
Q.60 他に印象的な人物はいますか?
「……ウィンディ、ルカ。忘れられそうにない。」
「…まぁ、確かにな…。」
▽好きな人について▽
Q.61 恋人、または気になっている人はいますか?
「……コレ、答えなきゃ、いけないかな……。」
「黙秘も出来るだろうけど、答えた方が、そりゃいいだろ。」
「…時により、違っても?」
「時間や何かが違えば、そりゃな。じゃあ、話が多いヤツを言っとけ。」
「うん…。じゃあ、います。」
Q.62 それはどんな人ですか?
「目の前にいる、死んだ筈の親友と、旅先で出会ったお人好しの金髪優男。」
「って、名前で言え、名前で。」
「……。テッドと、ナッシュ。」
「俺一人だったら、言う事ないんだけどなぁ。ま、仕方ないか。」
「君が死ななきゃ、そんな事もなかっただろうけど。」
「…俺が悪かった…。」
Q.63 その人のどんなところが好きですか?
「少なくとも、一人は目の前に居るのに、そんな事言えるか。」
「いやいや、皆期待してるんだし、期待に応えないと。」
「誰が期待してるんだよ。…自分が聞きたいだけじゃないのか?」
「ソンナコトナイゼ。」
「思いっきり棒読みだけど。…まぁ、いいや。ナッシュは、僕を英雄視せずに叱って、僕を想って泣いてくれる…優しくて、少し弱くて、それでもただ生きようとする強さが。」
「(ちょっとムカ)……それで、俺は?」
「……僕を僕として見てくれて…いつも笑える強さを持っていて…深く深く、想ってくれる所が。」
「へぇ…そんな事、想ってたのか…。」
「(照れて、赤面しつつそっぽ向く)……もういいだろ!次の質問に行け!」
Q.64 相手はあなたのことをどう思ってるんでしょう?
「……。た、多分…まぁ、好かれてる、とは…思うんだけど…。って言うか、まだこのテの質問、続くのか?」
「いや、いい質問じゃん?まあ、俺はもうホント、アリアの事大好きだけど。」
「茶化すように言われて、嬉しいものか。」
「(ふ…と、優しく笑う)真剣に言ったら、お前メロメロになっちゃうだろ?」
「……知らない。(真っ赤になったまま、目を逸らす)」
Q.65 あなたと相手、どちらの方が積極的ですか?
「ナッシュが相手なら、今の所僕の方が。」
「今の所って?」
「だから、デュナン統一戦争から少しくらいの頃。…十年以上経ったら、どうなるかわかんないし。テッドが相手なら…まぁ、見ての通りというか。じーさんのクセに。」
「積極性に、歳は関係ないぜ。嫌ならやめるけどさ。」
「………。嫌では、ない……」
Q.66 プレゼントをあげるとしたら何をあげますか?
「そうだなぁ…どちらにしろ、食べ物とかは喜びそうだけどね。それ以外なら、実用性のあるモノかな。」
「俺は、お前がくれるものなら、何でもいいぜ。何なら、お前がプレゼントでも……」
「(ぶわっと赤くなる)…っ!馬っ鹿じゃないか?!」
Q.67 逆に、その相手から何をプレゼントして欲しいですか?
「心を込めて、くれた物なら、何でも嬉しいよ。」
「優等生な答えだなぁ…何か欲しいモノはないのかよ?」
「あんまり、コレってモノ、浮かばないもの。僕の事を考えて、何かを贈ってくれるっていう、その気持ちが一番嬉しいんだから。」
「まぁ、そういうもんか。」
Q.68 これからもその人のことを愛し続けていきますか?
「僕の心が、壊れない限りは。」
「…その言い様が、怖いんだけど。」
「永い時を生きると思うと、怖いんだよ…。自分が、どうなるかわからなくて。」
▽気になるんです▽
Q.69 初恋はいつですか?
「えーと……コレも、答えなきゃ、だよね?」
「答えた方が、面白いだろうな。」
「……ごく最近だよ。」
「そうなのか?!え、いつ頃だよ。」
「…詳しくは教えない。」
Q.70 好きな女性または男性のタイプは?
「ねぇ、何で男性まで聞くんだ…?」
「そこはツッコまない。それで?」
「……女性なら、優しくて気品があって芯の強い人。男性なら……僕を僕として見てくれる、ちゃんと叱ってくれるような、大人な所と子供な所を併せ持ってるような人。」
「射程範囲な歳は?」
「出来れば僕と同世代から上が望ましい。年下には、あまり興味が湧かないんだ…って、何質問増やしてるんだよ!」
Q.71 思わず惚れてしまう魅力的な仕草って何でしょう?
「うーん…別に、仕草で惚れたりは、あまりしないからなぁ…。ああでも、普段見せない表情を見た時とか…女の子が泣きそうになって、でも気丈に微笑んだりするのとか…そういうのって、ドキドキするかも。」
「ああ、ちゃんと女の子も気になるんだな。」
「……。別に僕は、男が好きって訳じゃない。」
「ま、そりゃそうだよな。」
Q.72 自分の身体の中で一番自信のある部分はどこですか?
「……自信って、あまりないんだけど…強いてあげるなら…目、とか…?」
「お、よくわかってんなー。確かにお前の目力、すごいぜ。」
「別によくわかってないけど、よく言われるから。」
Q.73 恋愛のテクニックを教えて下さい。
「…ごめんなさい、教える程、まだしてないから…。」
「むしろお前の場合、教わった方がいいよな。」
「……まあ、素直になる事、かな。」
Q.74 ちょっと口説いてみて下さい。
「え、ええ?!そんな事、いきなり言われても!」
「いいじゃないか。たまにはそんなのも。やってみろよ。はい、3・2・1、どうぞ!」
「……。僕は、あなたが…好きなんだ…。無理だって、わかってる…それでも、この想いは、消えたりはしないから…。せめて、あなたを好きでいて、いいだろうか…?」
「………。」
「…って、こんなのでいいのかな。…何固まって、黙り込んでるんだ?」
「いや、むしろ俺がお前に言ってもらいたかった。」
「あのねぇ…。」
Q.75 下着はどんなものを使ってますか?(すいません…)
「……。ご想像にお任せします……。」
「なんて言うと、ホントにピンからキリまで、好きなように想像されちまうかもな。」
「ええ?!想像しても、楽しくないと思うけど!」
Q.76 寝るときはどんな格好をしていますか?
「一応、昔から浴衣で寝ているんだけど…。」
「で、朝起きた時には、乱れて大変vって感じか?」
「そんなに寝相悪くないよ!…テッドは時々一緒に寝てたんだから、知ってるじゃないか。」
「知らないのか?グレミオさんや俺が、直してやってなかったら、殆ど着てない時だってあったんだぜ。」
「!!し、知らなかった……。」
Q.77 寝起きはいい方ですか?
「昔は悪かったけど、今はいいよ。」
「まぁ、俺よりはマシな程度だったよな。」
「テッドは、寝すぎ。僕が起こさなきゃ、起きなかったじゃないか。」
「起こしてもらいたかったから、わざとタヌキ寝入りしてた事も結構あったけど。」
「そ、そうだったの…?」
Q.78 ショートケーキのイチゴは最後まで残しておきますか?それとも最初に食べちゃいます?
「先に食べちゃうかな。好きなモノは先に食べちゃう方だから。」
「俺は、とっとくなぁ…。何か、勿体無くて。」
Q.79 お酒は強い方ですか?酔うとどうなります?
「かなり強い方だけど、酔うと結構記憶がなかったりする。」
「……危険すぎる…お前、もっと自覚しろ。っつか、自重しろ。」
「どうして?無様な姿を晒しちゃマズイから?」
「むしろ、色んな意味でまずいから。」
Q.80 暇な時は何をして時間を潰しますか?
「本でも読んでるか、料理でも作ってみてるかな。」
「お前、本読むの好きだもんなぁ。しかも、歴史だの魔法だの、兵法だの何だのって、面倒なのばっかり。」
「普通の本も読むよ?」
「……こもりっぱなしじゃ、身体に悪いって言ってるんだよ。」
▽もしも…シリーズ▽
Q.81 無人島に一つだけ持っていくとしたら何を持っていきますか?
「うーん、流水の紋章とか?」
「何でまた、その選択なんだよ。」
「魔法で水を出せれば、もしも水源を見つけられなくても、何とかなるかと思って。」
「…魔法の水って、飲めるのか…?」
Q.82 真の紋章持ちと2人旅。相手は誰を選びますか?
「シエラさん…は、少し大変そうだし…。五行のうちの4つは、一応まだ出会ってない、って事になってるし。獣の紋章や夜の紋章は、人には宿ってないし。」
「何でまずその辺から考えていくかな…。」
「馴染んでるし、ルックとか…カノン(2主)君でもいいんだけども…。でも、どうせなら、あんまり行動を一緒にした事のない人がいいな。頼れる大人な人かな。」
「……で、具体的には?」
「出会ってないけど、ゲドさんとか、ノクターン(4主)さんとか??あ、でもゲドさんだと、傭兵隊に入らなきゃならないだろうし…フリーで旅してそうなノクターンさんのがいいか。」
「さっき(Q56)の口振りからして、そんな気がしたけどな……。この年上好み!!」
「悪いか!僕だって、たまには頼られるより、頼りたいんだよ!!」
Q.83 その旅の間に起こる出来事を想像してみてください。
「出来事……ねぇ?特には浮かばないけど、まぁそんなに悲惨な事は起こらないんじゃないかな?結構穏やかに過ごせそうな気がするけど。」
「まぁ、天魁星同士、気は合いそうだけどな……。お前、若年寄だし。」
「失礼な!せめて大人だって言ってくれ!」
Q.84 朝起きたら性別が変っていました。さあどうする?
「呆然とする。でも多分、腹を括ったら、そう気にしないんじゃないかな。」
「…もう少しは、気にしようぜ。俺だったら、死にたくなると思うけどなぁ。」
「だって、ジタバタしたって仕方なさそうだと思うしね。そうしたら、将来を見据えるしかないのかな、と思って。」
「じゃあ、将来見据えて、俺の為に女になってくれv」
「嫌だv」
Q.85 朝起きたらムササビになってました。さあどうする?
「(真剣な表情で)……それは、ちょっと困るな。喋れないじゃないか。」
「ってか、そういう問題じゃねぇだろ!!」
「まぁ…伝達手段を探す所から始めるかな。」
「……お前って、変なヤツだよな。」
「失礼な事、言わないで欲しいな。真剣に考えてるのに。」
「そもそも、真剣に考える問題じゃねぇっての……。」
Q.86 戦闘中。「あ!フリックに風船が…っ!!」 ど、どうしましょう…?
「とりあえず、回復魔法をかけてみる。」
「針じゃなくて?」
「僕、普段針なんて、持ってなかったんだよね。持ってないモノは、使えないし。あとは剣でぶった切るとか?」
「風船を?」
「うん。」
「……まぁ、やってみてくれ。いざとなったら、やれない事もないだろう。うん。」
Q.87 願いが一つだけ叶うとしたら何を望みますか?
「……。あの戦争で死んだ皆を、呼び戻したい。」
「それは……。」
「…なんてね。さすがにそれは無理だろうけど。でも…コレが一番の望みかも知れない。」
「……。アリア……。」
Q.88 天国にいる人と一時的に話ができます。誰とどんなことを話しますか?
「オデッサさんに謝って、グレミオに心配するなって言って、父さんにちゃんと報告して…」
「俺じゃないのかよ!!」
「…マッシュに、有難うって言って…テッドには、淋しいけど、それでも僕は頑張って生きていくから、って言う。それで、出来れば…いつか、どれだけ永い時をかけてもいいから、生まれ変わって、僕ともう一度出会って、また親友になって欲しいって…そう、言うよ。」
「……ああ、いつか、きっとな。」
Q.89 一日だけ別の人になれるとしたら誰になって何をしたいですか?
「うーん……。あ!美青年になって、美青年攻撃!ってヤツやってみたい。」
「…何でまた、ソレなんだよ…。」
「いや、見てて面白かったから。僕も美青年だったら、やってみたいなーって。」
「……お前、やっぱり変なヤツ。」
Q.90 生まれ変わったら何になりたいですか?
「そうだな…平凡な人生を歩む人になりたいかな。まぁ、しばーらくは、生まれ変わる予定もないけどね。」
「平凡とは、程遠い人生だもんな。俺も、平凡で平和な人生がいいなー。生まれ変わったアリアともう一度出会って、恋人になって、結婚して、アリアが産んだ子供は2人ほどいて…」
「……ちょっと待て。勝手に人を女性にするな。」
「そう言うなって。いいじゃん、今生では叶わなかったんだから、次こそは。」
「良くない。勝手に次の生の、人生設計までしないでくれ。」
「何だよ、ケチ。夢くらい見させてくれよ。」
「寝言は寝てから言え。馬鹿。」
Q.91 もしソウルイーターを継承していなかったなら、今頃何をしていたと思いますか?
「今頃……帝国将軍??」
「…一気に将軍かよ!せめて、もう少し控え目に、父親の補佐とか言っとけよ。」
「まぁ、帝国の何かしらの役職に就いてたんじゃないかな?」
▽これからについて▽
Q.92 あなたにとって大切なものは何ですか?
「僕の愛する人と、家族と、今は遠い場所へ逝った親友。」
「……大切なモノは、変わらないのか?辛い事があっても。」
「一番深くにいる存在は、変わらない。…増える事はあっても、きっと忘れるという事は出来ないから。記憶が遠くへ行っても、消える事はないだろうから。」
Q.93 何が何でも守りたい大切な人はいますか?
「残された家族と、愛する人…これから出会う、大切な人達。」
「クレオさん、パーンさん、ついでに名前挙げたようなヤツか。これから出会うってのは?」
「永く生きていくなら、大切な存在になる人もあるだろうから。」
「未来も含めて、守りたいって事か。」
Q.94 譲れない信念、ポリシーはありますか?
「無闇に人を傷つけず、仲間を守り通す。」
「それはいいけど…立派だとは思うけど、自分もあまり無理するなよ。」
Q.95 あなたの『強さ』そして『弱さ』は何ですか?
「弱さは、人の傍に居なければ、生きられない。心を覆い隠して、強がる所。強さは、自分ではさっぱりわからないんだが。」
「強さは、愛する人や大切な人の為に、どこまでも戦える所。その人の為に、自分の全てを差し出せる。それでいて、戦いの時はひどく冷静になれる。お前の場合は、その優しさと、それに相反する冷静さが強さじゃないかな。」
「……そう、なのかな……。」
Q.96 あなたにとっての”支え”は何ですか?
「僕を支えてくれる人が、僕の支え。過去も…きっと、未来も…。」
「…お前を知る人が、居なくなっても?」
「この紋章の中や、僕の心の中で、支えてくれるでしょう……?テッドも、皆も。」
「ああ、勿論だ。だから…一生のお願いだから、絶望するなよ。」
「うん、頑張るよ。」
Q.97 300年後、自分は何をしていると思いますか?
「きっと、何とか生きてるんじゃないかな。」
「おいおい……何とかって。」
「だって、300年後なんて、さっぱり想像出来ないもの。」
Q.98 これから行ってみたい国はありますか?
「グラスランド、群島諸国、ハルモニア。行ったことのない場所へ、行ってみたい。世界の果てまで。」
「まぁ、たっぷり時間はあるんだし、どこへでも行けるさ。」
「いつか、君の生まれ育った、村の痕も、探してみせるから。」
「……お前なら、本当に見つけられそうな気がするな。」
Q.99 今一番欲しい物はどんなものですか?
「人の死に怯える事のない、平穏。」
「…それ、は…難しいな……。」
「うん、わかってる。ただ、言ってみただけだよ。」
Q.100 ソウルイーターを託すとしたら、どんな人なら信用できますか?
「僕が信頼出来る人なら、託せるけれど…余程の事がない限りは、手放す気はないな。本当に、これ以上は逃げられないとか、あとほんの少しで死んでしまう、って時でもなければ。…これを宿す苦しさは、充分にわかってるから。」
「ああ。不幸にするとわかってるのに渡すのも、辛いしな。…ってか、具体的に名前を出すとしたら?」
「クレオ、パーン。出会ってれば、ナッシュもだが……彼の国を思うと、渡して苦労をかけるのも辛い。」
「つまりは、お前が追い詰められたり、死んだりしなきゃいいって事だろ。そういう意味でも、あまり無理すんな。」
Q.101 ”運命”は定められたものだと思いますか?
「そんな風には、思いたくない。そうしたら、皆が死んだのも、定められていた事になってしまうから。運命は…切り拓くものだよ。」
「そう言える所が、強さかも知れないな。」
「定められたものだ、って思えば、楽かも知れないけれど…それでも僕は、全部が決められた事だなんて考えたくない。そんなの、生きてる意味がないじゃないか。」
Q.102 ”幸せ”って何だと思いますか?
「心が温かくなって、泣きそうな位、嬉しいもの。小さくても、嬉しいがいっぱい集まったら、それは幸せなんだと思う。大切な人が傍に居て、仲間が居て、楽しく穏やかに過ごしていられるなら、それがそうなんじゃないかな。」
「普段、平穏に暮らしてると気付きにくいけど、すぐに見過ごしてしまうかも知れないケド、それが幸せって事だよな。」
Q.103 今、幸せですか?
「……苦しい事も、あるけれど…幸せだと思うよ…。」
「…本当に、そう思ってくれてるなら…皆も、幸せだと思うぜ。」
Q.104 これからの目標を教えて下さい。
「ソウルイーターを完全に使いこなせるようになる。」
「きっと、すごく大変だろうけど……頑張れよ。」
「うん。いつか、きっと…こいつの力を、抑えてみせるよ。」
▽最後に▽
Q.105 あなたの大切な人にメッセージをお願いします。
「…ナッシュへ。僕と出会ってくれて有難う。どんなあなたでも、深くふかく、想っています。クレオとパーンへ。いつも家を守ってくれたり、僕を待っていてくれて、有難う。あまり帰らないけれど、そこはいつも、大事な家です。」
「お前の大事な人全部に、メッセージする気か?」
「…じゃあ、あと一人。テッドへ。ずっとずっと、君を待っていました。永い時を越えて、僕の前に現れてくれて、有難う。過ごした時は、短くても…本当に、幸せだった。君が託した紋章と共に、僕もまた永い時を越えていきます。」
「……俺も、幸せだったよ。生まれてくれて、有難うな。」
Q.106 今の自分に何か一言。
「…もっと、しっかりしなきゃ。弱さを認めて、強くなろう。」
「それよりも、自分の怪我を優先的に治せ、とか言っとけよな……。」
Q.107 自分を生み出した管理人様に言いたいことがありましたらどうぞ。
「えーと……男とばっかり恋愛させないで、たまには可愛い女の子の相手も、してみたいんだが。僕が女の子になるんじゃなくてね。」
「…そこツッコむかな…。」
「言いたくもなるだろう。当事者としては。」
Q.108 お疲れ様でした。最後に質問を終えての感想をお聞かせ下さい。
「とりあえず、変な事も聞かれて、ちょっと泣きたい気分になりました。」
「の割には、結構ちゃんと答えたみたいだったけどな。」
「ツッコミ役のせいで、黙秘出来なかっただけだ。」
「そうかそうか。じゃ、俺ちゃんと役目果たせたな。」
「??どう言う事?」
「だって俺、ツッコミ役兼、答えにくい質問答えさせ役だから。良かった良かった。」
「!!…僕は、良くない…っ!」



配布元様 「坊ちゃんに108の質問」 望月ひかり様


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