― 落月 ―
離れていた時 共有出来ぬ その間の想い あなたの変化に 僕は 戸惑いを 隠せない アリアがナッシュから、やむを得ぬ事情で離れてから、十余年の時が流れ、再び彼らは偶然か必然か、出会う事となる。再会は、真の紋章が関わる戦いに揺れる、グラスランド…声をかけたのは、ナッシュの方からだった。その時の、色々な意味での驚きは、忘れる事は出来なそうだ…後にアリアはそう思った。 そんな事を思い出しながら、ナッシュが今一時身を寄せる『炎の運び手』の本拠地に刺さった(?)船の上で、アリアは一人手摺りに寄りかかるように、夕刻の紅から紫へと染まっていく湖の情景を眺めやり、そっと溜息をついた。 「…全く…何をやっているんだろうな、僕は」 この戦争に関わる気はないというのに、ここにいる。そうして、ナッシュの変化についていけずに戸惑い、何だか一人で慌てては、どうしていいのかわからずに途方に暮れそうになってみたりする。たった一人の事で、こんなに振り回されるなんて、何とも情けない。そう思いながらも、その変わってしまった想い人の色々な意味での変わりっぷりを思い出し、もう一度複雑そうな想いがこもった溜息をつく。 「あの変わり方は、反則じゃないか……」 ついそう呟いた時、不意に誰かに肩を馴れ馴れしく抱かれ、アリアは一瞬驚いて固まった後、傍らに居るであろう人物を睨みつける。…こんな風に不意をついて、こんな事をしてくる人は、一人くらいしか思い浮かばない。 「……ナッシュ、人前で肩を抱くな…っ!肩を!」 出来うる限り抑えた声で言い、その人…ナッシュの胸を押しやろうとすると、今度は肩を抱いていた手が、す…と脇腹を撫でながら、腰に移動する。 「…っっ!…や、やめろってば!」 「肩を抱くなって言うから、ちゃんと止めただろう?」 「腰じゃ、余・計・に・悪い!!もう、いいからさっさと離れろって!」 「つれないな。俺とお前の仲なのに」 にやりと笑ってそんな事を言う彼を殴ってやりたい衝動に駆られつつ、何とか平静さを取り戻そうと、深い息を吐く。 「……僕とくっついてると、女性に相手にされないからって、今度は男にまで手を出していると思われるぞ。いいのか?ただでさえ低めなナンパ率が、更に減少するよ」 「そうする事で貴方の愛を注いでいただけるのなら、私はいくらでも道化と成り果てますよ。我が愛しの姫君」 「その二ヤケ面を殴ってやったら、寝てもいないのに寝言を言うクセが治って、多少は正気に戻るんじゃないのか」 「さぁ、どうかな?何なら試してみてもいいが…それこそ、痴話ゲンカだと思われそうだな。…それでいいなら、やってみるか?」 ナッシュのその言い様に、思わず軽く頭を抱えて手摺りに突っ伏す。全く、離れていた間に、すっかり煮ても焼いても食えない性格になってくれたものだ。…元から、好きな相手にはかなり甘いというのに、彼に大人の余裕まで身につけられては、本当に良いようにされてしまうではないか! 年上には少々弱い自覚のあるアリアにとって、それは結構な問題のように感じられた。…とはいえ、それが嫌なのかといえば、むしろ逆なのだから、余計に困ってしまう。 「…もう、知らないよ。ふざけた事ばかり言っているくらいなら、余計な事を考えないように、ケンジさんの所にでも行って、身体動かしてきたらどうだ。いい汗かいて、爽やかになってこい!」 「うーん、どうせなら俺は、お前との『気持ちイイ運動』の方が…」 「なっ、なっ……!!何言い出すんだ、馬鹿!!言う気は何となくしたけど、本当に言うなんて、信じられない!!」 正確に言葉の意味を理解して、一気に赤面したアリアは、じりじりと手摺りに沿って離れようとしたが、さっと逃れられないよう腰を引かれ、手摺りを背にその手に捕まってしまう。 「ナッシュ…!人目を少しは気にしろって…」 「と言っても、人影すらないんだがなぁ…」 笑いながらそう言って、彼は身をすくめているアリアの耳元に、追い打ちをかけるようにそっと囁きかける。 「…そんな訳で、これから俺とイイ汗かかないか?」 「明らかにそれは、いいの意味が違うだろう!」 ぐいーっとナッシュの胸を押して離れようとするが、背の差を利用されて圧し掛かられるように押さえ込まれている為、どうも上手くいかない。 「離せって、馬鹿!…ふざけてこんな事をしてる間は、絶対にヤらせてやるものか!どうせなら、本気出して僕を落としてみろ…っ!!」 そう口走ってから、ハッとして自分の口を押さえたが、既に遅かった。…せめてもの救いは、先程ナッシュが言った通り、夜になってきたせいか人影がない事だろうか。しかし、言われたナッシュの方は、大層嬉しそうに笑った。 「…なるほど、本気で口説いて欲しかったのか。そうだよな、お前、このテの事でふざけた言い方されるのを嫌う、潔癖な所があったな」 「い、いや……えーと…今の、は…冗談、とか……」 「そういう冗談を言う奴でもなかったよな?」 そう言って笑う彼の笑みはなかなかに胸の高鳴るものだったが、今のアリアにとってはそれどころではなく、むしろ獲物を食らう前の狼の微笑みに等しいものだった。半ば観念して頷くと、彼はアリアを連れて歩き出す。向かう先は… 「…先に、風呂にでも行って、気を落ち着けようって事か…?」 「ああ、まぁ、色々とな。だがその前に、俺の部屋に行って、俺とお前の着替えを取ってきたらな」 「って、ちょっと待て…あなたの着替えはわかるが、どうして僕のまで…」 「いや、昼間のうちに、お前の泊まってた部屋を前もってキャンセルして、荷物を俺の使ってる部屋に持ってきておいたからな」 「なっ?!何で……っ??」 勝手にキャンセルって…と呆然としつつ、彼のいつにない強引さと手回しの良さに本気を感じて、驚いてしまった。 「もしかして…結構、本気、とか…?」 「本気も本気。…俺の心の奥底まで読もうとしなかった、お前の負けだ」 ナッシュの言葉に、負けず嫌いなアリアでも、それを認めざるをえなかったが、口にしたのは反対に負け惜しみというヤツだった。 「……まだ、僕が落ちるって、決まった訳じゃない……」 精一杯の強がりに、ナッシュは笑いながら頷いてみせた。 * * * * * * * そうしてゆったりと風呂に入ってから、二人は寝間着に着替えたままでナッシュの部屋に戻ってきた。風呂に入ってる間に、後の事を考えて、すっかり緊張してしまったアリアは、もう既に、彼に口説き落とされるのは覚悟していた。そうして、いままでの人生において、目の前に立って余裕かましてるこの男としか経験した事のない行為を前に、必死で心を落ち着けようとしては、失敗していた。まるで、食らわれる羊にでもなった気分だ。今にも震えてしまいそうな彼に、ナッシュは苦笑を浮かべる。 「そんなガチガチになるなよ。…別に、するにしても、初めてって訳でもないだろう。それに俺、まだ口説いてもいないんだぞ?」 「…そんなんじゃ、ない…。それより、本気で僕を口説くつもりなら、さっさとやってみればいいだろう」 一度強がってしまうと、なかなか素直な想いを出せなくなってしまうアリアは、ナッシュの方を見ないようにしながらそう言った。 「それは、誘ってくれているのか…?」 「…女好きのナンパ男になったあなたが、どうして僕にまだこだわっているのか、聞きたいだけだ。女性のように、柔らかくもないこの身体では、あなたには物足りないだろう…?別に、義理で手を出してくれなくたって、いい」 そんな言葉に、ナッシュは一瞬ムッとしたように目を眇め、アリアの成長を止めた小柄な身体を壁に押し付けるように腕の中に閉じ込め、驚いたように見上げてくるその耳元で囁く。 「俺が、義理で男を抱けると思っているのか?」 「…そ…れは……」 「確かに、お前が居なくなってから変わった所もあるが、さすがにそこまでやれはしないさ。そんな気にもならないしな」 「…じゃあ、どうして…」 「口に出して言わなきゃ、わからないのか?こんな気になるのは、お前相手だけだ。愛する人と一つになりたいと思うのは、当然の事だろう?」 ナッシュの発した言葉に、思わずまじまじと彼を見上げた後、アリアは一気に赤面する。ぱくぱくと、死にかけの金魚のように口を開閉して、力が抜けたように、へなへなとその場に座り込んでしまう。そんなアリアに合わせて膝をつき、目線を合わせながら、哀しげに呟く。 「…昔は、どんな俺でも愛し続けて、信じ続けるって言っていたが…やはり、今の俺には、同じ事なんて言えないよな……」 続けられた言葉があまりに切なげで…思わずアリアは、強がる事も何も忘れて、哀しげな表情をしている彼の頬にそっと手を伸ばしていた。 「…ナッシュ、僕の気持ち…変わっていないよ。ただ、あなたの変わり様に、ついていけなくて…どうしていいのか、わからないんだ…。さらりと身体に触れられて、ああ言う事言われると…怖くなったりもして、戸惑ってしまうだけなんだ」 「気持ちが変わってないって言うなら…抱いてもいいか…?」 言葉だけで思いっきり赤くなりながらも、ナッシュの真剣な光を灯す緑青の瞳に誘われるように、つい無意識のように頷いてしまった。と、その瞳がふ…と笑い、アリアの耳元でそっと囁かれる言葉。 「……落ちたな」 僅かに笑いを含んだ声に、ハッとして相手を見れば、嬉しそうだがどことなく人の悪い微笑みを浮かべたナッシュが見つめていた。 「…っっ!!だ、騙したのか?!」 「騙したとは、人聞きの悪い。さっきの言葉は、紛れもない本心からの言葉だが?…まぁ、多少は表情でそれとなく誘導したりはしたがな」 「ば、馬鹿!変態!!スケベおやじ……!っう……」 せめてもの反撃とばかりに悪口を並べ立てていると、あっさりと唇で唇を塞がれる。開いた口内に入ってきた舌に良いように弄ばれ、角度を変えながら、何度も舌を絡められる。息苦しさと頭の芯が痺れるような気持ち良さに朦朧として、しがみついても力が抜けていく。少しの間だったというのに、唇を解放された時には立つ事すら出来なそうだった。 「…も、いい…好きに、すれば…。」 「まだ可愛げがないな…どうせなら、素直になって欲しいもんだが。もっと気持ちヨくなったら、素直になれるかな…?」 「な、何…言って…」 動けないアリアを抱え上げ、そっとベッドに横たえると、その耳元で熱を込めてそう囁く。それだけで僅かに震える身体の胸元…その浴衣の隙間から手を入れ、ゆっくりと這わせながら、耳を舌先でちろりと舐める。 「……っっ…は…っ…」 抑え込んだ声の代わりに、微かな吐息が漏れる。耳朶を辿るように舐め上げ、軽く耳たぶに歯を立ててやりつつ、胸元を弄っていた指で探り当てた胸の突起を押しつぶすように撫でる。 「ぅ…っ、やっ…め…」 そうしながら空いた手でそっと腿の辺りを撫で上げると、ぴくっと身体が跳ねる。イイ反応にナッシュは笑みを濃くし、唇を耳元から首筋、鎖骨へと流れるように辿っていき、少し大きく浴衣の前を開き、アリアの身体に深く刻まれた古い傷痕へ至り、優しく癒すようにその痕を舐める。 「…俺がつけた傷…まだ残っているんだな……」 「消えや…しないよ…これは、絆だから…。例え、千年…先、でも…」 こんな時でも綺麗な微笑みを浮かべるアリアに笑みを返し、ナッシュはもう一度安心させるように軽く口付けした後、舌を胸元に這わせつつ、腿を撫でていた手で、もう既にとろとろと先走りの液体に濡れているアリア自身にそっと触れる。 「…っっひ…!」 息を飲み、びくんと震えるその身を追い詰めるように、濡れる先端に指を絡め、全体を包むように手を動かす。同時に、首筋に、鎖骨に、胸元に少しきつく吸い付いて、あの国の者にしては色素の薄い肌に、桃色の痕を残していく。 「待っ……ナ…シュ…見え、る、トコ…痕っ…つけなっ…で……」 それに気付いたアリアが、強い快感に涙を浮かべた瞳で見つめ、切れ切れに言葉を紡ぐ。そんな表情や、必死で抑えられた甘やかな声や吐息が、どれだけそそられるものなのか…煽られるものなのか、本人にはわかっていないだろう。 つい性急になりそうになる自分をごまかしながら、ナッシュはとにかくアリアに恐怖感を与えないように気をつけ、彼の感じる部分だけを探り、追い詰めていく。 「や、め…っ……く…ぁああ…っ!!」 やがて抑える事も出来ずに小さい悲鳴を上げ、その身を仰け反らせ、ナッシュの手の内で果てる。欲望を吐き出し、ぐったりと力の抜けた彼を見ながら、ナッシュは手に零れたアリアの放ったモノを舐めとり、軽く自分の服の前をくつろげる。 「…脱ぐ…訳じゃ、ないんだ…?」 ナッシュの方を見て、その行動に赤面して目を逸らしながら、囁くほどの小さい声でそう問う。 「完全に裸になるより、脱がない脱がせない方が、俺は好きなんだよ。…その方が、色っぽいだろう?」 少しおどけてそういうと、微かに笑ったアリアから、バーカ、と照れたような声が返ってくる。 「…やっぱり、変態だ」 「お前の前なら、それもいい。…もう、大丈夫そうか?ちゃんと慣らすが、俺もさすがにそろそろ、我慢しきれん」 目を逸らしたままのアリアの頭が上下する。…つまりは、いいと言う事だろう。ナッシュがアリアの口元を指で触れると、意味を理解したアリアは素直にその指を咥える。充分に指を濡らした所でその唇から指を離し、浴衣の裾を捲り上げ、後ろにゆっくりとその指を這わせる。怯えるようにびくっと身を竦ませてはいても、何度かの経験でやる事をわかっているからか、ぎゅっと目をきつく閉じつつ、自分から少し指を入れやすいようにして、なるべく力を抜く。 「……っっ!」 少しずつ指を入れていくと、アリアが息を詰め、声にならない声を上げる。中は多少きついが、動かせない程じゃない。そう判断して、痛くしないように気をつけながら指を進め、熱いその内側を解すように指を蠢かし、一本ずつ増やしていく。そうして充分慣らした頃、アリアが焦れたように口を開いた。 「ナッ…シュ…っ大丈夫、だから…もう…っっ…!僕、早く…あ、なた……感じ、たい…っ」 普段の状態では絶対に言わなそうな…言わせたら卒倒しそうな大胆な事を、自分から口走り、涙を浮かべ息も絶え絶えに乱れるアリアに煽られて、ナッシュはなけなしの余裕をなくしそうな自分を何とか抑えながら指を抜き、彼の両足を抱え上げるようにして、欲望にたぎる自身を慣らしたそこにあてがう。 「…いいんだな。アリア、挿れるぞ…」 必死にこくこくと頷くのを見てとり、性急になりすぎない程度にアリアの中へと押し進んでいく。それを待ちわびていたように、その内側は収縮し、入ってきたモノを飲み込み、受け入れる。 「く…ぅ…っ、あ…っ…」 「お前の中…っ、すごい、イイ…こんなになるほど、俺が欲しかったのか…?」 「ち、違っ……そゆ、コト…っ、言わ…なっ…」 熱く蠢くアリアの内側に根元深くまで沈ませた後、初めはゆっくりと、徐々に激しく強く、腰を打ちつけるように、何度も何度も彼のイイ所を抉るように貫く。そうしてお互いに昇り詰めるように、互いの動きと快感の波に酔いしれる。 「く…っ、俺…もう…っ、中に出すぞ…っ!」 「そ、な…っ、ぅ、ああぁっっ」 ナッシュが内側に熱を吐き出したと同時に、アリアも身を仰け反らせ、痙攣するように震えながらもう一度果て、気を失った。 * * * * * * * 少しして目を覚ますと、目の前に何とも嬉しそうなナッシュが居て、何があったかわからずにアリアは止まる。と、その相手が一言。 「目が覚めたか?まさか、気を失っちまう程、感じてくれるとはな」 その言葉で、ようやく何をしたのかを思い至り、更にお互いが一つのベッドに裸で寝そべっている状態だと知ると、更に真っ赤になる。 「…なっ、なっ…」 「ああ、事後処理は色々と俺がやっておいたから、安心していい」 「じ、事後って…っ、…っていうか、ふ、服!!僕とあなた、何で…?!」 抱き寄せられて、互いの肌の感触にこれ以上にない程赤面し、混乱しつつも、逃れようと身を捩りながらそう問う。 「……そりゃ、な…お前、あれだけ乱れりゃ、色々と問題が…」 「っ!!そ、それ以上、言わなくていい!!何となくわかったから!!」 ナッシュの言葉がいちいち恥ずかしいというか、先程の自分の発言を思い出して、もう居た堪れない気分になるというか。 「いやいや、普段は凛然としてて、少々つれなかったりするお前が、あんな風に泣きながら必死に求めてきたりすると、こう…そそられるよな。抱いてみれば感じやすい体質だし、恥ずかしがるワリには乱れると大胆な事も言う上に、かなりイイし…」 「そう言う事、言うなってば!!」 恥ずかしい事ばかり言う彼に、付き合いきれない、とアリアはナッシュに背を向ける。と、後ろから抱きつかれ、まだ熱の冷めやらぬ身体を撫で回される。 「ちょっ…や、やめ…!」 「アリア、悪いが…一回じゃ、おさまらないようだ…」 「な、何を、勝手な事…っっ!!いい歳して、何をそんな所ばっかり元気になっちゃってるんだ!!最低だぞ、エロおやじ!」 「またまた、嬉しいクセに。…その証拠に、身体はもう反応してるみたいだが…?」 先程の熱が、再び身体の奥で燻りだすのを感じて、アリアはぞくりと身を震わせながら、首を振る。 「ち…違うっ!コレは、気のせいだ…!」 「嘘つきだな…お前は…。」 耳元でそう言い、つ…と舌先で耳を辿ると、それだけでアリアが仰け反り、息を詰める。 「く…っ、明日…動け、なかっ…たら…あなた、の…せい…だ…」 「そうなったら、俺が責任もって世話してやるから…安心して、心置きなく抱かれてくれ。そうして、ずっと俺の傍に居ろよ」 「……もし、あなたが…本気、だったら…考え、て…みてもっ…いい…」 言葉の中に、互いの本気を少しだけ織り交ぜて、そんな言葉を交し合う。そうして、お互いの想いと身体に溺れるように、冷たい夜を越えていく。 …永い夜は、まだ始まったばかりだった…。 戸惑いを捨てて 身体を 心を繋げよう 冷たいフリで 僕は あなたの全部を 受け入れるから どんなあなたでも この想いが 変わりはしないから… ― Fin ― |
え、えーっと、キリ番6000のリクエストの3時代のナッシュ坊です。ってか、リクエストに、ちゃんと応えられているのか、これは。おっさんナッシュがあまりに犯る気満々だったので、こうして裏行きとなりました。ムダにえろシーンが長い気がしま す …。ははは。しかも、何気にこのサイトで初めての、裏らしい裏小説ですよ。 一応、そのうち表でずっと連作として書いてるナッシュ坊の話と、ちゃんと繋がると思いますので。今は訳がわからない部分とかもあるかと。(表で何もしてないのに、こっちではアリアってば随分……だし。)繋げられるように、頑張ります。…きっと、矛盾が出たら、書き直しですね…(苦笑)。 こ、こんなんですが、良ければヴィネスチェさん、お持ち帰りくださいませ。ゴフ。 |