● ひとやすみ ●
どんな傷を負っても 心が痛んでも 僕達はきっと もう一度 前を向ける けれど 今は 休息の時 少しだけ 痛む翼を 今は休めて もう一度 あの空へと… あんな傷を負った後、少々無理をして傷が開いてしまった僕は、視力が回復しきっていない事もあって、しばらくの間…そう、またも一ヶ月程も、ベッドに逆戻りとなってしまった。村に戻った時ナッシュに、お前はそういう面での学習能力が足りなすぎる、と呆れながら怒られたのも、まあ当然と言えば当然かも知れない。僕自身、何とも情けないと思ったのだから。 そんなナッシュは、動けない僕の代わりに、親切な村のコボルト達(クロミミ含む)が世話を焼いて、食べ物を持ってきてくれたり、見舞いに来てくれたりするのに対応したり、まるで医者のように、彼に出来る限りではあったが、僕に刻まれた傷を辛抱強く治療し、身を案じてくれていた。 そうしてじりじりと一ヶ月が過ぎ、傷の方は動く事が出来る位になったが、強力な毒を食らった上に失血死寸前まで行った後遺症らしい視力の低下は、なかなか治ってはくれなかった。全く見えないという訳ではないが、視界に常に霧がかかっているようで、もどかしい。これがずっと続くようなら、一度首都に戻って、医者に見せる他ないだろうか…?? 「…すまん、アリア…」 すっかり日課となっている傷の処置をしながら、ふとナッシュが呟くような小さな声で言った。 「どうして、謝るんだ?…やっぱり、この傷の事や、目の事…気にしてしまってるんだね」 彼から返るのは沈黙。それでも、彼の心にある罪悪感や僕の身体を案じる気持ちは伝わってきた。そんな風に、思う必要はないのに…。 「…そう…。簡単には、いかないよね…気にしないと僕が言っても…。自分が一番、気にしてしまうものだから……」 例え何度僕が、気にしてないと…忘れろと言っても、きっと彼が自分を許せない限りは、そう言い続けても仕方のない事だろう。僕が、今もまだ、この紋章に喰われた人達に対する罪悪感を捨てられないのと同じように。 「こうして、僕と一緒に居るのも、本当は辛い?」 「いや…。だが、こうしてお前の傷痕を見る度、後悔するんだ…あの時、他に方法はなかったのか、とか…どうしてこの手を止める事が出来なかったのか、ってな…」 僕はただ静かに頷いて彼を見つめ、自分の心を吐露するのをじっと待つ。それでも、彼は俯いて黙ったままで、それ以上何も言わない。ようやく続いた言葉は、自嘲気味なものだった。 「…俺は、いつでもこうやって、大切な者を傷つけてばっかりだ。本当は、お前を…人を、想う資格なんて、ないのかも知れん…」 「どうして、そんな事…言うの…?」 彼の肩に軽く触れた途端、ずきんっ、と心が痛む。でもこの痛みは僕のものじゃない…ナッシュの痛み。彼の心が軋む痛みと、隠した悲鳴が無意識に僕へと向かい、縋りつく。そうして奔流のように、彼の痛みの源…過去の記憶が僕の意識へ流れ込む。 親を殺された憎しみ。妹を…自分を、騙し裏切った彼へと向かう殺意。 憎悪で二度手にかけ、妹を哀しませるばかりの自分。 気付かず、切り裂かれた自分の心。 魔剣に頼り、殺意に飲まれそうな弱い心。 殺しかけ、自分を責める。大切なのに傷つけてしまう憤り。 後悔、苦痛、哀しみ…それらが入り混じり、僕の心さえ引きずり込むように、侵食するように容赦なく入り込んでくる。きっと、彼が無意識に助けを求めているから…僕が、彼を理解したいと願っているから…だから、普段はここまで入り込まない記憶に、入り込んでいる。 「……っう……」 「アリア…?大丈夫か?」 眩暈を起こしかけた僕を支え、彼は心配そうに僕を見る。彼は気付いていない…傷付いた心を救って欲しいと、どこかで願っている事を。そうでなければ、いくら僕の能力でも、心の深みまで視る事はない。 「…平気。いつもの事だから…」 僕はそう言って、僕が彼の心を視た事…それは、僕だけのせいだと印象付ける。彼は、自分が僕に助けを求めたなんて知らないし、そう思いたくないだろうから。 「視たのか…?いや、視えちまったんだな…」 呟くように言って、ナッシュは自嘲気味に笑う。そんな顔は、見たくないのに…。 「…あなたの心…傷だらけだね……」 「英雄なんて呼ばれて、真の紋章も持っているお前より、痛みも重圧も大したモンじゃない筈なんだがな」 彼らしくない言い様だ。人と比べて、自分の方がマシだとか、不幸だとか…そんな風に言う人じゃないのに。運が悪い、なんて言いながらも、不敵に笑ってみせる…それが普段のあなたなのに…そこまで、心が弱っているというのか。僕を、傷つけたせいで。 「…人の、心の傷も、その痛みや重さも…人それぞれのモノで、その人だけにわかるものだ。比べられるものじゃなく…そもそも人によって違うのだから…その人が本当に辛いのなら、大したものじゃなくなんか、ないんだ。だってそれは、あなただけの痛みだから」 僕がそう言って彼を見つめても、彼の表情を窺い知る事は出来ない。ナッシュは、俯いたままで、こちらを見ようとしてはくれなかった。 「……ナッシュ、後悔ばかりしても…前は向けない。光は、見えないんだ。僕が、そうだったように…。その心の痛みはあなただけのものだから…僕には、見守るしか出来ないだろう。僕自身、強がってるだけで、あなたを支える程に強い訳じゃないかも知れない。それでも、僕は、あなたの力になりたい」 彼の手に、僕はそっと自分の手を重ねる。手袋を外したその手は、いつもよりも冷たく感じられた。 「僕だって、沢山の人の命を奪い、大切な人さえこの手にかけた。哀しませた人だっている。本当は僕にも、人を想う資格などないのかも知れない。…それでも、あなたのこの手が、僕の血塗れの手を掴んでくれた。僕を叱って、傍に居ていいのだと言ってくれた」 温めるように手を重ね、言葉を重ねても、ナッシュはまだこちらを見ようとしない。自分の手が、また大切な人を傷付けるような気がして怖れている。過去に、結果的に妹さんを傷付けたように…僕を斬った、あの時のように。 「…あなたは、僕を想ってくれる…。だから僕は、自分の手が血塗れでも…あなたのその手が血塗れでも…怖くない。その手が、僕を傷付けても、怖れたりしない。ねぇ、ナッシュ…あなたは、強くなるんだろう…?僕を、守ってくれるのだろう?なら…いつまでも、俯いていないでくれ」 「…アリア…」 「もし…あなたがあの剣に負けて、本当に心を飲まれて…いつか僕を…誰かを、傷付け殺してしまう気がして怖いのなら、安心していい…。そんな化け物になる前に、僕があなたを殺してでも止めてあげる。傷付け殺す事であなたが傷付くなら…今ここであなたの魂を喰らって、僕がその魂ごと、あなたの全てを引き受けてあげてもいい。…だから、どうかもう…その事を、怖がらないで」 僕の言葉に、思わず顔を上げ、一瞬驚いたように目を瞠った後、彼はすまなそうな表情になる。 「…すまん…」 「どうして、謝るの?」 「お前が『殺してでも』なんて…魂を喰らうなんて…口にするだけでも、かなり辛い筈だろう?死に敏感で、親しい人の魂を喰らってしまったと…そうして生き続ける事を罰だと思ってきたお前にとって、傷を自分で抉るような事の筈だ。それなのに、そんな事まで言わせちまって…すまない」 「そうだね…確かに、辛い。もし、そんな事になったら、僕は自分の心を、一緒に葬るだろう。それでも、あなたがそれを望むのなら…生きる事を諦めるなら、僕にはそうする力も、覚悟もある、と言っているんだ」 そう言った僕の手を優しく握り、ナッシュはようやくこちらを見て、何とか微笑んでみせた。 「そんな事を言われて…望む訳ないだろう?俺が、弱いから…お前を気負わせちまうんだよな…」 「…弱いと感じるなら…強くなればいいんだ。今すぐじゃなくて、自分のペースで、ゆっくりと。無理に強くなろうとしても、そうなれるものではないから。無理をすると、僕のように強がりになってしまうし」 「そうだな…情けない事に、今の俺はその強がってるお前よりも、弱いんだもんな…」 「そんな風に、自虐的な言い方するな。…僕だって、弱い。けれど、あなたが僕の光でいてくれるのと同じように、僕はあなたの闇を照らしたいと思っているから…。その為ならきっと、いくらでも強くなれる」 僕の言葉に、握られたままの手を少し強く掴まれる。その手をもう片方の手で包み込んで、ナッシュの未だ暗く沈みこんだような瞳を間近に見上げる。 「大切な人を傷付けたくないと願うなら、僕達はきっと強くなれる筈だ。大丈夫…僕は、どんなあなたでも、どんな時にも、この手を…心を離しはしないから。だから、どうか…怖れないで…傷付かないで」 「…お前は、いつもそうやって、深く想ってくれるんだな…。俺は、そんな風に想ってもらえるような奴じゃない。…情けない奴だっていうのに。その心に、何も返せないかも知れない…」 「別に、僕は見返りを求めている訳じゃない。あなたが例え情けなくても、何も返せなくても、あなたが僕を嫌だと思わない限り、僕の想いを示そうと思うだけ」 掴まれていたままの手をそっと解いて、僕は自分より背の高いナッシュの腕をぐいっと引き寄せて、精一杯の想いをぶつけるように、抱き締めた。 「ほら、いつまで沈み込んでいるつもりなんだ。しっかりしろ!そんなんじゃ、この先も僕に守られてしまうぞ?まずは強くなる為の第一歩として、そのどんよりシケた面を何とかしてみろ!」 「い、いや、そう簡単に、いくもんじゃ…」 「…ダメだ…。僕は…僕は、あなたの…陽だまりみたいな優しい笑顔が…どんな時も、生きる事を諦めない心が…本当にすごく、好きなんだ…。そんな風に、沈んだ表情されていたら…僕も…辛くなる」 いつも僕の傍では笑っていて…僕の傍でも、最後まで生きて、ずっと生きる事を諦めないでいてくれたら。そんな、自分勝手な事は口に出せないけれど。あなたは、本当の僕を見つけてくれた、僕の光だから…。 「…弱さが悪い事ではなくて…俯いて、後悔ばかりしているのが、きっと悪い事なんだ。僕は…あなたのその弱ささえも、愛する。あなたが、どれだけ自己嫌悪に陥っても…きっとそれ以上に、僕はあなたを想っている」 ナッシュは少しの間、惚けたように僕の顔をまじまじと見つめてくる。…折角キレイな顔してるのに、そんなアホみたいな表情しては勿体無いな、と思っている間に、その顔が徐々に赤く染まっていく。 「な、何でそんな照れるんだ!僕、別にそんな赤くなるような事、言ってない!」 「……自覚ないのか?お前…普通はなかなか、例え思っていたとしても、そう言う事は言えないと思うぞ」 言われてみて、僕は自分の発言を顧みる。……た、確かに、よくよく考えてみれば、あの聖夜の告白以上の事を、言ってしまったようなもの…かも、知れない…。 そこまで考えると、一気に赤面してしまう。つい心に思った事を口に出してしまっていたが、急にものすごく恥ずかしくなる。 「い、いいだろ!…好きだと認めて、何が悪い!大体、同性を好きになるなんて、普通以上に大好きじゃなきゃ…っ…て、ああもう…僕は本当に何を言ってるんだ……」 照れくさい…本当にすごく恥ずかしいのに、どんどんそんな事を口にしてしまう。何だか、泥沼にはまって、また口を開けばもっと余計な事まで言ってしまいそうで、僕はナッシュから目を逸らして黙る。そんな僕を見て、彼がくすりと笑う。…笑みを取り戻してくれたのはいいけど、嬉しいけど…何だか、複雑な気分だ。 「な、何だよ…素直に言う分には、別にいいだろう…」 「ああ。少々照れくさいが、嬉しいよ。有難うな、励ましてくれて」 ぽんぽん、と僕の頭を撫でてそう言ってくれる彼に、僕は照れくささのあまり、つい可愛げのない言葉を選ぶ。 「……傍で、落ち込んでられたら…こっちも、落ち着かないし…。また落ち込んでも、ちゃんと浮上出来るまで、付き合ってあげるから、安心してよ」 「お前って、時々…意外と素直じゃない所もあるよな…」 「素直に言ったら、照れたり笑ったりするクセに」 目を逸らしたまま、小さく文句を言ってみても、ナッシュはただ微笑んで、僕の頭を撫でている。そうしてしばらくの間、そのままお互い何も言わずに、二人で静かな時を過ごす。 こんな風に、お互いが穏やかな心でいるのは久し振りかも知れない…そう思った。僕が悩んでいたり、彼が悩んだり…特にこの村に来てからのナッシュは、僕に対して負い目を感じている事が多かったから、こんな風に二人で心穏やかな日は少なかった。 「…なぁ、アリア…俺に、紋章の使い方を教えてくれないか?」 沈黙の後、ふと言ったナッシュの言葉に、思わず驚いて彼の方を問うように見つめてしまう。 「お前を斬ってしまったあの時ほど、俺も回復紋章を使えたら、と思った時はなかった。俺に出来たのは、せいぜい応急処置程度で…お前の仲間だったエルフ達が来てくれなかったら、お前はきっと…」 彼は少し表情を曇らせたが、僕を見ると、優しい笑みを浮かべてみせた。 「何も出来なくて、悔しかったからな。もしもまた、お前が無茶して怪我した時、俺にも紋章が使えたら、多少は何か出来るだろう?だから…教えて欲しいんだ」 「…僕は、紋章師でも、魔法使いでもないから…自己流で、上手くちゃんと教えられるかどうか…。魔法専門の知り合い達に、教えてもらった方がいいとは思うんだけど…彼ら、難しい性格の人ばかりで…頼んでも、教えてくれるかどうか…」 「いや、俺は、お前に教えてもらいたいんだ」 そうきっぱり言われては、引き受けない訳にもいかない。 「……わかった。僕に、どこまで出来るかはわからないが、やってみよう。じゃあ、近い内にエルフの村に移動して、そこで紋章師を探してみようか。多分あちらになら、居ると思うから。この村だと、ちょっと魔法に関しては、ね…」 「それはいいが…お前は、大丈夫なのか?まだ無理なんじゃ…」 「傷はもう、そんなにでもないんだ。目の方は…全快するには、もう少しかかるかも知れないケド。まぁ、相手が生きてるモノなら、僕には感じ取れるから、戦闘も大丈夫」 「…それでゾンビでも出たら、どうするんだよ…」 「その時は、あなたに任せようかな。いざって時には、破魔の紋章もあるし、大丈夫だよ」 お前は言い出したら聞かないんだよなぁ…と、ナッシュが心の中で呟いて、溜息をつく。それはもう昔からだから、諦めて欲しいくらいだけど。まぁ、ここまでくれば、後は押し切る事も出来るだろう。 「コボルト達は親切でいいヒト達だけど、さすがにこの村は見飽きただろう?彼らは魔法に向いてる訳じゃないし…エルフの方が、多分魔法に関しては強いよ。それに、冬が来るまでにはまだまだ時間あるけど、ドワーフの村は高山地帯にあるから、出来れば秋が来るまでにエルフの村を出て、ドワーフの所に行った方がいいと思う」 「…念の為に確認しとくが…お前が、ここに居るのに飽きたから、とかじゃないよな?」 「……そんな事、一言も言ってないよ。やだなぁ」 にっこりと笑ってみせる僕と、胡散臭そうにその笑顔を見るナッシュの静かな攻防が繰り広げられたが、それもそんな長い時間じゃなかった。…正直、彼もこの村に留まり続けて飽きてきたんだろう、と思う。自然に溢れていて、まあご飯もそれなりに美味しいが、最初の物珍しさを通り越したら、見るもの、あまりないから。 「…そうだな…。お前が本っっ当に大丈夫なら、そうするか…。大丈夫なんだな?無理して倒れたら、辛い物でも作って、無理矢理たらふく食わせるぞ。いいな」 「…!だ、大丈夫…」 珍しく不穏な気配のする言葉に、僕は思わず一瞬怯んだけど、もう殆ど傷が痛まない事もあって、何とか返事を返す。 「よし。じゃあ、いつ発つ事にする?」 「…そうだね…ちゃんと礼とお別れもしたいし…あさっての朝、とかかな」 ホントに平気かよ、という目でナッシュが僕を見たが、僕は涼しい顔をして微笑んでみせる。彼はもう一度はぁ…と深い溜息をついたが、結局頷いた。 「…わかった。そうするか」 そうして二日後の朝、僕達はすっかり支度を整え、村の出口に立っていた。クロミミを含む村人達が総出で見送りに来てくれて、何だか申し訳ない気分になった。 「アリア殿、本当に大丈夫か?クロミミ、エルフの村まで位なら、一緒に行けるぞ」 「うん。気持ちは有り難いが、もう大丈夫。クロミミには、村をしっかり導くという、大事な仕事があるだろう。心配は無用だ。エルフの村は、そんなに遠くないだろう」 名残り惜しそうなクロミミに向け微笑んでから、集まってくれた者達を見渡す。 「皆にも、世話になった。もう充分休ませてもらったし、心配するな。…トランの英雄は、この程度の傷ではやられたりしない。また、この森を通る時、この村に戻ってくるから…皆も、元気で」 軽く手を振って、別れを惜しむ皆に笑って、先に立って歩き出す。ふと横目で見ると、ナッシュがクロミミに何か言われていた。 「……ナッシュ、行くよ」 「あ、ああ」 声をかけると、すぐに追ってきた。その表情が、何となく複雑そうで、それがクロミミに言われた言葉のせいだろうと、問いかけてみる。 「一体、何を言われたんだ?変な顔、してる」 「ん?…いや、何でもない。ただ、お前を頼むって言われただけだ」 それは嘘ではないだろうが、他にもありそうな感じだった。それでも僕は、それ以上聞かない事にして、頷く。彼がそれ以上言わない事なら、問い詰めても仕方の無い事だから。 久し振りに見上げた空は、部屋にこもりきりだった僕には遠く、少しだけ眩しい、暑い季節へ変わって行こうとする青い空だった…。 |
早いもので、16話目のナッシュ坊でございます。…最早、何も言うまい。今回、初め暗くて、後半が何だか甘くて、何が何だかわかりませんね、この人達。多分、前半と後半で何となく雰囲気が違うのは、きっと書いてる途中でスランプに陥ったからでしょう。と言う事にしておく。がくり。ホントはもうちょっとナッシュの過去を語らせた方がいいのかとも思うんですけども、まぁ、それは別の時にでも。 それにしても、ひとやすみ、なんて題名の割に、ひとやすみじゃないような…。ま、いいか。きっと次回は、エルフの村で、ナッシュに魔法を教えるアリアという感じの話になるんじゃないかと。…こいつら、進展しないな、なかなか。3ならもっとアレなんですけどもね。やっぱり、攻めがへタレだと、進展しない…って、一体何の話だよ。 |