お前がどんなに 俺を想ってくれているかなんて わかっているようで わかっていなかったんだ そうして俺は またお前の心を傷付ける その深い想いを知りもせずに 彷徨う気持ちは 疑心暗鬼の 渦の中… ― 彷徨う想い ― コボルトの村を出た俺達は、予定通りにエルフの村へと向かっていた。アリアはそれなりにしっかりした足取りで歩いていたが、時折油断するのか、木にぶつかりそうになる。何とも、気の抜けない状況だった。彼が言うには、木々の気配までは上手く捉えられないから、時々ぶつかりそうになる、と言う事らしいが、強がりなアリアの事…どうもそう言ってみせているようにしか思えなかった。しかし、実際に魔物と戦うとなると、ほぼ普段の通りに動けていたから、もしかしたらその言葉もあながち間違いではないのかも知れない。 それにしても、この…良く言えば自然溢れる…悪く言えば木々と草ばかりの似たような風景の中で、しかも知らない土地の事…段々と方向感覚が狂ってきているような気がする。アリアは…あまり見えないというのに、わかっているのか…? 「アリア、この方角で合っているのか?」 「…方角は、よくわからないけど…エルフ達の気配を辿っているから、大丈夫だと思う」 そう言いながら、一度確かめるように辺りを見回したその瞳が、ふわりと紅い色に染まった気がして、俺は思わずその金色の筈の瞳をまじまじと見つめた。 「ナッシュ?どうかしたのか?」 「あ、ああ…いや、何でもない…」 見つめ返してきたのは、いつもの淡い色の瞳。さっき見たと思った紅は消えていた。…やはり、見間違いだったのか?? 「…お前の目は、金色だよな…?」 「今更何を…これまで僕の目を見た事がないとでも言いたいのか?この色が、それ以外の何に見える」 「いや、今さっき、紅くなった気がしてな…すまん、やっぱり気のせいだろう」 俺の言葉に怪訝そうな顔をして、自分の目元に触れてみたりしてるが、それじゃ当然わからんだろう。というより、触ってわかるもんなら、ちょっと怖いぞ? 「充血してる…って事じゃ、ないよね??ソウルイーターのせいだったりするのかな…こいつは、僕の魂に絡み付いてきているから」 何だかさらりと恐ろしい事を言ったような…つい俺は、恐る恐るその言葉を聞き返す。 「魂に…絡みつく…??」 「真の紋章が、宿主に多大な影響を及ぼすのは、知ってるだろう?それは、不老や呪いだけじゃない。永く宿せば宿すだけ、その宿主に定着し、離れぬようその力が魂に絡みついて、影響を与えるんだ」 言いながら、彼は自分の右手に視線を落とす。 「……そうして、真の紋章を宿す者は、永い時と強大な力を与えられる。…わかりやすく言うなら、依存性のある強い薬みたいなものかな。真の紋章を宿した人がそれを外した時…反動が来るんだ。肉体も魂も侵食された反動で、それが無くなった時、苦しんだ挙句に骨すら残さず消えていく…」 「…何、だよ…それ…。そんなの、わからんだろう?」 「テッドが…僕の親友が死んだ時、そうだったんだ…。僕の手の中で、その身体は砂のように崩れていって…消えてしまったから」 その時の哀しみを思い出したのか、苦しげに首を振ると、アリアは何とか笑みを浮かべてみせた。 「…まぁ、とにかく…僕の目が紅かったのは、何かしら影響が出ているのかも知れない。この間死にかけてから、どうも僕の身を補う為に、こいつが働いているような気がするから。視力の方も、補っているようだし。結びつきが強くなって、影響が出たのかも」 それを聞いて、つい複雑な顔をしてしまった俺に気付いて、彼はそっと俺の腕に触れる。 「こいつを宿している限り、少しずつは結びつきが強くなってしまうんだ。別にそれは、あなたが何かを思う必要もない。こいつと付き合っていくなら、いつかはどの道そうなるのだから。気にしなくていい」 笑みを浮かべ、話はこれでおしまい、というように俺の腕をぽんぽん、と軽く叩き、アリアは先に立って歩き出した。 「真の紋章の話などしても、仕方ないね。…もしもあなたが真の紋章を宿したら、助言してあげるけどね。今はそれより、普通の紋章を使えるようにならなきゃ」 「いや、まぁ…それはそうだが…。というより、そもそも俺は、真の紋章なんて宿そうとも思わんぞ?国がアレだし、仕事で調べていた時期もあったから、どういうものなのかは多少興味あるが…」 「宿そうと思って宿す人のが、少ないんじゃないかな。勝手に宿ったり、宿すしかなかったり、託されて継承したりする人のがきっと多いから。厄介なものだよ。…あなただって、不意に宿す事になったりするかもよ?」 「お、おい…そう言う事言うなよ…」 「…あなた自身が、継承しなくとも…案外、真の紋章の宿主とは、会いやすい巡り合わせなんじゃないかな…。そういう人はね、巻き込まれるんだ…それが関わる戦いに」 足を止め、真剣な…それでいて暗い瞳で言って、ハッとしたように首を振る。 「……すまない…何か、変な事を…。ただ、僕のようには、なって欲しくなくて…僕と、関わってしまったから…」 「俺は、大丈夫だよ。ま、そんな事になったとしても、上手い事乗り切ってみせるさ。だから、そんな顔するなよ」 確証もない、ただの気休めとしか思えないかも知れないが、それでもあえて、俺は何でもない事のように言ってみせる。すっかり俯いてしまったアリアの頬にそっと手をやると、ようやく彼は顔を上げ、俺の手に自分の手を重ねた。 「…うん…。あなたは…人として、生きて…」 「おかしな事言うな。…お前だって、人だよ。ただちょっと長生きで、童顔なだけでな」 冗談めいた俺の言葉に一瞬ぽかんとした後、彼は微苦笑を浮かべる。 「…ずっと、変わらないのに…十年、二十年先でも、そう言える……?」 「俺は言えると思うが、お前がそれについて開き直るには、まだまだ時間かかりそうだな」 「……まぁ、ね…僕がこいつを宿してから、まだ十年も経ってない…。ようやく、時間に取り残されると言う事が、どう言う事なのか…少しわかってきた程度だから…」 アリアはまた首を振ると、ゆっくりした足取りで再び歩き出した。それは、今はまだあまり考えたくないと言う事なのか…それとも、触れて欲しくない、と言う事か。小さく溜息をつき、俺は彼の隣に並び、ちらりとそちらを見る。 「お前って、人の事は必要以上に構うのに、自分の事は極力話そうとしないんだな…。いや、それとも、昔のクセで表に出せないだけか…」 「そう…かな…?自分では、よくわからない。…人には、時々言葉が足りないとか、話してくれないなんて水くさいとか、言われた事はあるけど…。何となく、言っても仕方ない事は、言わないだけなのだけど……」 「言っても仕方ない事でも、話す事で楽になれる時もあるし、何より…話してくれないのは、相手にとっては淋しいもんだ。…俺としては、聞いてくれるばかりじゃなくて、たまには言って欲しいと思ったりするんだが」 彼は困ったように首を傾げた後、眉根を寄せて俯いてしまう。 「…苦手、なんだ…。昔から…心の内を、話すのって…得意じゃなくて」 「まぁ、誰でもそんな得意な事じゃないだろうけどな。でも、誰にも胸の内を明かさなかった訳じゃないだろう?」 「うん…テッドには、色んな事、話した。嘘ついたり、隠しても、悟られてしまったりして…。グレミオには、話したりしなかったのに、どうしてか色んな事、ばれていた」 そんな風に言って、アリアは僅かに笑みを浮かべ、過去に想いを馳せるように、その目を遠い空へと向ける。彼がそういう目をしている時、俺はいつも自分の無力さと、そう言われる度に強くなっていく嫉妬心に苛まれる。死んだ人には…アリアの大切な人達には、どう頑張っても勝てるものではないんだろうか。俺は、やっぱり頼りないのか…それとも…。 「…俺、結構女々しいのかも…」 「え?…何が…?」 幸い、というか何と言うか…俺の女々しい想いは、どうやら視られずに済んだようだ。 「いや、何でもない。それより、エルフの村って奴には、あとどの位で着けるんだ?そろそろ、夕刻が近いんだが…」 「え、えーと…多分、夜通し歩けば、朝には着けるくらい…」 「じゃあ、ここいらで今日は野宿だな。別に、そこまで急がなくてもいいだろう。…俺は、火にくべる枝でも探してくるよ」 「…うん…。ねぇ、ナッシュ…僕、何か気に障るような事、言った…?」 不安げに揺れる淡い金が、俺をじっと見つめてくる。その目で俺の心の揺らぎを感じ取ったのかも知れない。 「…そう言う訳じゃ、ないさ。ただ、ちょっと疲れて…ついでに、腹が空いただけだ。用意、宜しく頼むぜ」 笑ってそう言ってみせてから、俺はその場を離れる。何となく呼び止めたそうな顔をしていたが、結局何も言わずにアリアはそれを見送るだけだった。 「言える訳…ないだろ…」 死んだ奴らにばかり、心を向けないでくれなんて。心が狭すぎて…嫌になる。しかも、村を出る時にクロミミというコボルトに言われた言葉で、考えてはいけない事が頭をよぎる。 『お前は、グレミオにちょっと似てる。けど、お前はちゃんと生きて、アリア殿の傍に居なきゃダメだ。アリア殿は、充分哀しい想いをしたから、これからは淋しい想いをしちゃいけない。お前がグレミオみたいに死んだら、きっとすごく哀しむ。だから、守って死ぬより、生きられる限り、どこまでも生きろ』 …そう…似てると言った。なら、あいつの想いは…その大切な人の、代わり…なんだろうか。本当は、俺じゃなくても、似てる誰かなら誰でも…淋しさを紛らわせられるなら…。そんな事を考えてしまう。 ちょっと前なら、それでもきっと、平気だったろう。けど今は…それじゃ耐えられない自分がいる。アリアが示す愛情に溺れて、どんどん深みにはまって…惹かれていく。男だから、なんていう言い訳で、求めようとする気持ちに目を向けないでいられるのも、あとどれ位か。本当はもう、そんなのどうでもよくなってきていたりするっていうのに。 もし…誰かの代わりだったら…。もし、拒絶されたり、愛想が尽きたら…。 「…僕は、そんな器用な真似、出来ない…」 不意に後ろから、静かな声が響く。感情を押し殺したような声。見ればいつの間にか、すぐ後ろにアリアが立っていた。 「誰かの代わり、なんて…思いもしないし、拒絶したりもしないよ…どんな事だって…。愛想が尽きる位なら、当の昔に何も言わずに消えている…。その程度の想いじゃないんだ」 あと数歩の距離を歩いてきて、俺の上着を掴んで、肩を…声を震わせる彼が、泣いているのか怒っているのか…俯いた顔からは読み取れない。 「…僕の気持ちを、信じられない…?それとも…自分に自信がないの…?どうして、代わりだなんて思うんだ…。僕が、胸の内を明かさないのがいけないの…?」 そうじゃない…ただ、あの村を出る時に聞いた言葉が、頭から離れない。 「ねぇ、クロミミに…あの時何を言われた…?」 「……。お前は、グレミオにちょっと似てる。けど、お前はちゃんと生きて、アリア殿の傍に居なきゃダメだ。アリア殿は、充分哀しい想いをしたから、これからは淋しい想いをしちゃいけない。お前がグレミオみたいに死んだら、きっとすごく哀しむ。だから、守って死ぬより、生きられる限り、どこまでも生きろ。…そう言われた」 「…クロミミが、そんな事を…?」 「そう言われて…つい、似てるから好きになって、一緒にいるのかとか…そんな事を考えちまったんだよ。俺は、代わりなのかも知れないってな…」 俺の言葉に、アリアは小さく溜息をつくと、顔を上げた。その淡い金の瞳が真っ直ぐに俺を捉える。 「確かにね、ちょっと似てる。色合いはね。…最初見た時、思い出さなかったとは言えない。優しくて温かい色の金髪も、深い緑青の目も…最初は、グレミオと重なった。優しくて、お人好しで、泣きやすくて…僕を心配してくれて、僕を想って叱ってくれる…そんなトコまで、似てると思った」 「…じゃあ、やっぱり…」 「でも、それは最初の頃だけ…。こうして、ずっと一緒にいるようになって、あなたの色んな所を知って…いつしか、面影が重なる事はなくなった。ナッシュ、僕はね…代わりなんて、要らないんだ。そんなの、哀しいだけだもの。それに、僕の大切だった人達への想いと、あなたへの想いは、違うものだと…僕はわかっているんだけど…」 「違う?」 「うん。だって、僕をもっと求めて欲しいとか…触れて欲しいとか、口付けして欲しいなんて、家族や親友には、思わないでしょう?」 そう言って、少し恥ずかしげに微笑んだアリアの言葉が、頭の中に浸透するまで少し時間がかかった。 「……!!お、お前…っ、何て大胆発言を…っっ!意味、わかってるのか?!」 「え…え?その…多分…何となくは…」 「何となくでそういうなよ!!」 「でも、僕は…!あなたが求めるなら、何だってしたいし、出来る!わかる範囲でなら…口付けとかなら、いつだってしたいし、して欲しい。僕が子供の姿だからとか、男だとか、わかってないとか、傷付けたくないとか、そういうのを理由にして、気持ちから逃げないで」 真っ赤になりながら、必死で言葉を紡ぐアリアの瞳は、ひどく真剣で…それでいて、不安げに揺れている。かなりすごい事を言っているんだが、自覚しているのやら。 「…代わりなんか、要らない。僕が欲しいのは、あなたなんだ。手を伸ばせば、喪われてしまうかも知れなくても…温もりを忘れてしまった方が、永い時を生きるのに辛くないとしても…それでも、傍にいたくて…わからない位、欲しくて…。どうしたら、いいのか…」 またも感情の波に流されてしまっているのか、彼のその目からほろほろと涙が溢れてくる。普段抑え込んでいる分、堰を切ったように感情も涙も溢れてくるんだろうか。そんな事を思いながら、アリアの頬にそっと触れ、零れ落ちる涙を拭う。 「僕を…求めて…。そうじゃなきゃ、僕は…胸の内を話す事が、あなたにとって負担になるんじゃないかと、不安になるのだから…。こうして、言うのだって、本当は怖い…。この想いは、重すぎるんじゃないかって…」 「…俺が、求めたら…不安や怖さは、なくなるのか?」 「わからない。けど、嬉しいから…きっと、強くなれるから…」 ふわりと微笑むその表情と、淡い金の瞳に、知らず誘われそうになる。やたらと胸が高鳴って、唇に触れたい…とか、思ったりもする。 「……?ナッシュ…??」 そんな衝動に負けて、涙を拭っていた指で、そっとアリアの唇に触れてみる。ほんのりと桃色がかったその柔らかさに、何とも言えない想いが首をもたげそうになる。 「…どうせ、なら…指じゃなく…唇で、触れて欲しいな…」 囁くような声にハッとして見れば、微笑んだまま、困ったような顔でアリアが見ていた。 「……お前、今日は…大胆発言、しすぎだぞ?」 「…イヤ、かな…」 「と、いうより…何と言うか、俺の心臓がもたんよ…」 ついでに、理性もギリギリと言うか。なかなかすごい事を言ってくれる…そんな事言われたら、さすがの俺でも、ちょっとヤバイぞ?息をついて気持ちをなだめつつ、それでも抑えられない衝動にまた負けて、軽く抱きついてきた彼を抱き締めるようにしながら頭を押さえ、無防備なアリアに軽い口付けをした後、その唇を舌先で辿る。 「…!!な、ナッ…」 驚いたのか、何かを言おうとした隙に、そのまま深く口付ける。一瞬びくりと身を震わせたがそれだけで、抵抗する様子もない。ただ縋るように抱きついて、強く俺の服を握り締めるだけで、経験ないその全てを受け入れて、彼なりに応えようとしていた。 「……は……っ、ぅ……」 危うげなその吐息とも喘ぎともとれる声と、湿ったような音が、妙に耳に残る。それでも、何とかそれ以上突っ走らずに自分を抑え、俺は静かに唇を離す。 「…大丈夫か?」 「……う、うん…。その…ちょっと、何か、身体が痺れたみたいで…力が抜けた、だけ……」 片手で唇を押さえて、片手で俺に掴まりながら、アリアは一気に真っ赤になっている。あれだけ大胆な事を言いつつも、そんな反応はやっぱり初々しい。 「…代わり、だったら…僕、こんな事…しないよ」 「ああ。わかった」 「…本当に…?」 「……本当に想っている相手じゃなかったら、お前はキスすら嫌悪する…潔癖な所があるから。人工呼吸をしなくちゃならん局面ならともかくな…。代わりなんか求めないってのは、お前の態度と言葉でわかった。もう、そんな事思わないよ」 俺がそう言うと、彼は嬉しそうに笑って頷く。 「うん…忘れないでね。…誰かが何かを言っても…何があっても、僕が想うのはあなただけで、誰かの代わりなんかじゃないって」 言った後、ふとアリアが空を見上げる。段々と紅く染まっていく空を少しの間見つめていたが、不意に「あっ!」という表情をする。 「ごめん……忘れてた」 「は?何を…??」 「野宿の支度。あなたが、何か、考え込んでいたようだったから、つい…後を追ってしまって…に、荷物は、持ってきているんだけど…。あの…お腹、空いてるんだよ、ね…?」 思い出してみて、俺もあっと声を上げる。そうだ、言い訳っぽく出てきたけど、実際腹も空いてるし、これから用意となると…。 「……アリア……」 「え?!え、っと…ご、ごめん…」 「早く用意しないと…お前を食っちまうぞ…!」 「は、はひ!用意させていただきます!!」 俺の勢いに押されたのか、情けなくも変な返事をして、慌てて用意を始める。……いや、いくらなんでも、人肉は食わんぞ?つーか、俺ならやりかねんと思ったのか?その返事と慌てた顔を思い出すと、思わず笑いが込みあげてくる。 「冗談だって。全く、英雄なんて言って崇めてる奴らに、今の顔見せてやりたいぜ」 「わ、わかってるよ…ちょっと、驚いただけだし…。って言うか、英雄だって、油断してたら驚くんだよ!」 とか言い返しながらも、用意を止める事はない。…本当は、世の中には別の意味の「食べる」もある訳なんだが…。 「ナッシュは、さっき自分で言ったんだから、小枝を探してきて!これだけ木々だらけなんだから、ちょっと探せばすぐ見つかるよ」 「あ、ああ。わかった」 アリアだけ働かせる訳にもいかない。取りとめもない思考を止めて、俺は言われた通りに焚き木を探しに行く。さっきまでの彷徨っていたような心は、いつの間にか落ち着いて、嘘のようにさっぱりとした気分になっていた…。 お前の全てで 俺を満たす 真っ直ぐな瞳で 怖れない愛情で いつでも 彷徨う俺を誘う 金色の月… |
ナッシュ坊17話目。…そろそろ、×っぽくなってきた、かな?つか、アリアってば、誘い受けですか…?(多分、天然で。)いや、そうしないと動けないうちのへタレナッシュの方に、問題があるのかも知れんが。せめて初夜の時くらい、いいトコ見せて欲しいもんです。(初夜言うな)3時代はね、もっと楽にイケるんですが。…あと、どれぐらいかかるんだかな。えろも書きたい気まんまんで、すいませんです。しかし、いい加減開き直ってますが、何でこの二人なんだ…。まぁ、いいか。 ちなみに、クロミミやらエルフさん達やらの口調は、一応本とか見てますが、結構適当です。コボルトさん達に、ワンって言わせてないしな。あと、エルフの村は、エルフの大樹跡近辺の辺りに、集落を作って暮らしている、という風な解釈でいきます。ついでに、真の紋章についての色々は、本読んで調べた事、プラスアルファです。テッドの遺体は、砂のように崩れて風化した、という感じです。…ココで説明して、どうするんだろう…。 |