■ 楽園 ■



例え 何と引き換えにしても
お前を 哀しませるとしても
俺はもう お前を手放せない

また あの闇に戻る位なら
もう一度 お前を独りにする位なら
俺は何にでも なってやる

幸せの代償に 二人 血塗れになるとしても…



― 5章・幸せの代償 ―



 少し遅い朝…目を覚ました俺は、目の前にアリアの顔があって、しかも二人して何も身につけていない事で、昨夜何があったのかを正確に思い出した。

 「…そうだ…やっと、手に入れたんだ。」

 呟いて、思わず笑みを浮かべながら、アリアの柔らかな黒髪にそっと指を絡める。夜にかなり無理をさせてしまったせいか、この程度では全く目を覚ます気配もない。安らかな寝息をたてている彼を見ながら、止めようのない悪戯心とちょっとの欲に誘われて、俺はそっと顔を近づけてみる。

 「……アリア、起きないのか?」

 そっと呼びかけてみても、やっぱり起きない。そうして、今は綺麗な金の瞳を隠している、長い睫毛に縁取られた瞼に、軽く口付けてみた。しかし、それでも起きる気配はない。ついつい調子に乗って、俺は抱き締めたアリアの背筋を指先で辿り、微かに開いた桜色の唇をちろりと舐める。

 「……う、ん…」

 小さく声を上げ、眉を寄せて、腕の中の彼が少し身じろぎする。その様子を愉しく見つめながら、アリアの腰の辺りを指で探りつつ、腿を撫で上げながら、深く口付けた。しばらくそうして好きにしていると、やがてようやく目覚めたらしいアリアが、必死に抵抗し始めた。その様子に笑って、唇を離す。

 「オハヨウ。やっと目を覚ましたのか?」
 「お、おはようじゃ、ない…っ!な、何て言う、起こし方、してくれるんだ!!」

 ぜえぜえとあがった息を整えて、キッと俺を睨みつける燃えるような金の瞳。そんな彼を見つめ返して、俺はにっこり笑ってみせた。

 「だってお前、多少悪戯したくらいじゃ、全然起きねぇし。どうせなら、どこまでしたら目を覚ますのか、やってみよっかなーとか。」
 「…っ馬鹿…!朝っぱらから、変な気起こすな…っ!!」

 かすれた声でそう叫ぶように言って、一気に起き上がろうとしたアリアは、一瞬沈黙した後、再びベッドに埋もれてしまう。

 「…大丈夫か?」
 「……ダメ…。か、身体、痛いし…あちこち、何で、こんな…喉も、痛い…」

 まぁ、無理もないだろうな、と俺はつい苦笑を浮かべてしまう。

 「ちなみに、どこが痛い?」
 「い、言わせるな!!あちこちだ、あちこち!っていうか、最初からとばすな!手加減してくれって言ったのに!僕を殺す気か!!」

 怒って思わず叫んだ後、彼はまたがくりとベッドへ沈み込む。

 「ごめんな、お前、初めてだったのに。確かに、最初からトバしすぎたよなぁ…俺も何回くらいか、覚えてないし。」
 「な、何それ?!」
 「ついつい、勢いづいちまってさ…終いにはお前、身体も意識も限界越えて、気絶したみたいだったし。そりゃ辛いだろうな。」
 「ついついって…」

 絶句した後、アリアは恨めしげに俺を睨んでいたが、ふと俺の腕をとる。何事かと見ていたら、急にその腕に噛み付いてきた。

 「…!痛ぇ!!お、お前…文句あるなら、口で言えよ!動物か?!」
 「何だか、妙に幸せそうな顔して、そんな事言ってるから、ちょっと腹が立ったんだ。」

 むっとした表情でそっぽ向くアリアの、そんなツンとした表情すら愛しくて、俺は思わずぎゅっと抱き締めた。

 「こ、コラ!人がまだ怒ってるっていうのに…って言うか、裸で抱きつくな!元気なら、服着たらどうだ!」
 「いいじゃん、裸のお付き合いってコトで。それとも、その気になっちゃうか?」
 「馬鹿。身体中痛くて、それどころじゃないって。」

 苦笑する彼の言葉を聞いて、ふととある事が不安になる。

 「……もしかして、俺…下手だった…?」
 「は?!…な、何て事を訊いてくるんだ!そういう事を真顔で訊くなよ!…だ、大体…そんなの、よくわかんないし、答えにくいし…」

 段々真っ赤になって、ごにょごにょと小声になってしまって、聞き取りづらい。

 「重要だろ?だって、お前が辛いの嫌だし。そうじゃないとは思いたいけど、昨日はあんまり気遣ってやれなかったしさ。イマイチ、自信ないっていうか…」
 「……。逆だと、思う……」
 「えっ?」
 「だから……むしろ、逆だと、思うから…。ただ、ちょっとやりすぎなだけで…。」

 ぽそりとそう言って、アリアは目を逸らす。…逆って事は、つまり、下手の逆って事で…。

 「そっか。ごめんな…今度は、ちゃんと気を付けるからさ。」
 「うん…そんなに求めてくれる、っていうのは、嬉しいんだけど…。その、あんまりにも、だと…身がもたないんだ…。」
 「そうだよな、時間なら…これからも、たっぷりあるんだもんな。ちょっとは俺も落ち着かなきゃな。」
 「そうだよ。もういいトシなんだからね。」

 顔を見合わせてくすくす笑った後、俺はベッドから出て服を着る。アリアはまだかなり辛そうで、とても動ける状態ではないようだから、俺が朝食を持ってきてやらないとだろう。そんな事を思っていると、アリアが静かに問いかけてきた。

 「…テッド、そろそろ…『補給』しなくちゃじゃない?」
 「ああ。でも…身体、辛いんじゃないのか?」
 「大丈夫…それより、君がもしもいなくなってしまったらと思うと…その方がずっと、辛いから。」
 「わかった…ごめんな、アリア…」

 彼は微笑んで首を振り、首筋を俺にさらす。そこに顔を寄せて、その生命力を吸い取る。甘く、どこか快感に近い感覚に溺れそうになりながら、何とか必要な分だけですませる。自分がもう、人ではないんだと思う瞬間だった。そうしている間、アリアはじっと目を固く閉じて耐えている。…こいつにとっては、どんな気分なんだろうか?

 「…思ってたんだけどさ…」
 「??何……?」
 「命吸われるのって、どんな感覚?」

 俺の問いに、アリアは頬を染めて目を逸らした。その意外な反応に、俺の方が驚いてしまう。

 「…アリア…?」
 「……。気持ち悪くて…なのに、気持ちいいっていうか…」
 「へ?そ、そうなのか?」
 「頭や身体の中を掻き乱されてるみたいで、ぐらぐらして、気が遠くなって…ひどく気持ち悪いのに…同時に、身体のどこか奥の方が痺れて、力が抜けて…」

 言いながらどんどん赤くなって、俺の方を見ないようにする。

 「……ようやく、わかったけど…あれって…快楽に翻弄されるのに、似てるんだ……」

 ぼそっと呟いた後、横目で一瞬だけ俺を見て、ぶわっと真っ赤になると、頭までベッドに潜り込んでしまう。

 「……おーい、アリアー?」
 「い、今、マトモに顔、見られない…!朝食!朝食持ってきて…!!」
 「おいおい、今更だって。どうせ俺、もうお前の隅々まで……」
 「わーっっ!!そ、そう言う事言うな!!も、もういいから…っ、お願いだから、行って…っ!」

 ベッドの中で縮こまって叫んでいるアリアの顔は、多分これまでにないくらい、真っ赤に違いない。布団をめくってそんな顔を見てみたい欲求を抑えて、その上から呼びかける。

 「じゃあ、ちょっと行ってくるぜ。まだ辛かったら、もうちょい寝てていいからな?」
 「うん、有難う…テッド…」

 返ってきた小さい声に応えて、ぽんぽんと彼のいるだろう辺りに軽く手をやった後、部屋から出る。昨夜の喧騒とはがらりと変わって、今は静かなモンだった。さて、朝食を頼みに行こう、と下へ下りかけた時、ふと耳に届いた話し声。

 「道具屋の隣に住んでたばぁさん、死んじまったらしいよな。」

 長年のクセで、『死』という単語には反応したくなくとも、反応してしまう。つい気配を消して隠れるようにしながら声の方を窺ってみると、宿屋の従業員らしい男女が、朝の掃除をしながら話している所だった。

 「ええ、今朝方、すぅ…と眠るように、息を引き取ったらしいわ。娘さんが、そう言ってた。随分長い間苦しんできたけど、逝く時は苦しまずにすんだのね…」
 「そうか…。にしても、今朝は多いよな…この間魔物に襲われた旅人も、今朝になって急に容態が変わって、死んだらしいし。身元がわかるようなモン身につけてなくて、遺体をどうしていいのかわからないらしい。…全く、悪い事ってのは、重なるもんかね。」
 「ホント…嫌ね…まるで、死神でもいるみたい。」

 その言葉に、俺はぎくりとする。…そう、死神はいるんだ…今、ここに。弱っていた者が、急に今朝になって死んだというなら、ありえない話じゃない。…あの紋章に、喰われたのかも知れない…。
 そんな話を、アリアが聞いたらどう思うか…。考えてみるまでもなく、今俺が考えているように、自分の右手に宿るモノの事を思い浮かべただろう。そうして、自分が喰らったのだと…哀しむ。そんな話を聞かせる訳にはいかない。偶然とはいえ、この場にあいつがいなくて良かった…そう俺は思った。



 「ちょっと遅かったね。混んでいた?」

 二人分の朝食を持って部屋に戻ると、アリアは既に起き上がって、ちゃんと服を身につけていた。

 「…あ、ああ…。ちょっと、忙しそうでさ…作ってもらうのに、時間がかかったんだ。それよりお前、起き上がって大丈夫なのか?さっきまで、あんなに辛そうだったのに。」
 「うん…休んでいたら、少し楽になったから…もう、大丈夫。」

 そう言って、アリアは何だか妙に哀しげに見える微笑みを浮かべた。

 「…アリア…?お前、本当に大丈夫なのか?」

 朝の光の中だというのに、顔色が妙に悪い気がする。しかも、少しやつれているようにも見えた。まるで、病気にでもなったようだ。…さっきは、気付かなかったが。

 「何が?」

 きょとんとして、彼は何が何だかわからない、という顔をする。しかし俺は不安になって、アリアの頬に手を伸ばす。…その体温は、やけに低い。昨夜無理をさせすぎたから、というだけじゃないだろう。…何日か前は、どうだったろう?色々舞い上がって、見落としてはいなかったか?…どうして、再会した時以上に、生気が感じられないんだ…。

 「…お前、自分でわかってないのか…?」
 「だから、一体何が?」
 「……。ちょっと来い。」

 アリアの手を引いて、洗面所へと向かう。そこの鏡の前に立って、鏡に映るアリアを示す。

 「鏡、見ろよ…。お前、自分の顔色に気付いてるか…?」
 「……気のせい、だよ。別に、僕は、何とも……」

 そう言いながらも、俺と目線を合わせようとしない。それを見て、彼がやはり自分の体調に気付いているのだと確信した。

 「いつからだ?」
 「だから…別に何ともない…っ!」
 「俺が、お前の傍に戻ってからだよな?…もしかして、俺が…お前の生命力を喰ってるから、じゃないのか…?」
 「違う…っっ!何でもない…気のせいだ!!」

 全身で叫ぶようにして、アリアは泣きそうな顔でこの場から逃げようとする。それを捕まえて…思い出した。こいつは、自分の変調に気付いて、それでもあえて無理をする奴だった。そして、大切な人を傷付けないように、自分の中に何もかも溜め込む。…こいつは、とっくに気付いてたんじゃないのか?自分の体調にも、その原因にも…人が死んで、魂を喰らったかも知れない事にも。…知っていて、表に出さないようにしていたんじゃないのか?

 「…俺が、傷付くと思って…何でもないフリをしてきたんじゃないか?」
 「違う……。違う…から…もう、何も言わないで……」
 「言えよ…俺は、傷付かない。ただ、知りたいんだ。…お前が、そんな顔色なのは…俺のせいなんだろ?俺が、存在する事の…代償なんだろ?」

 アリアはただ俯いて、泣きながら沈黙している。そんな彼を優しく抱き締めて、震える身体を安心させるように包み込む。

 「…言ってくれよ、アリア…。俺のコト、想ってくれてるなら。…頼むよ、一生のお願いだからさ…。」

 俺がとっておきの言葉を言うと、アリアが何とも言えない表情で、俺を睨むように見る。

 「……ずるい。テッドは、ずるい…そう言われたら、僕は…答えないではいられないじゃないか……」

 悲痛な声でそう訴える。…そう、俺はずるいんだよ。俺がそうして願いを口にすれば、お前がそれを拒んだりしないと…俺を裏切ったり拒絶したりしない事を、よく知っているんだ。

 「…アリア。話してくれ…。」

 もう一度そう言って促すと、彼は深い溜息をついて目を伏せ、静かに口を開いた。

 「……。ちゃんと、休んで…ちゃんと食べているのに…すごく疲れるし、ほんの少しずつ、痩せていくんだ…。最初、どうしてなんだろう、って思った。きっと、半年以上、身体に悪い生活していたから、そのせいかなって…そう思ったんだ。」

 そこで一度言葉を切って、不安げな瞳で俺を見る。続けたくないんだと、その目で訴えてくる。それでもあえて、俺は頷いて続きを待つ。

 「…そのうち、気付いたんだ…すごく疲れるのは、君に生命力をあげた後で…眩暈と虚脱感に襲われながら眠った時なんだ、って。体温が下がって、ひどい顔色になって…これが、命を与える事の、副作用なのか、って…。」
 「それで、終わりって訳じゃないだろう?…そうじゃなきゃ、お前は泣いたりしない…。」

 苦しそうに俯いて、それでも、俺が求めるままに言葉を続ける。

 「僕の、身体と心は…君が戻って来た時、既に弱りきっていたんだ…。自分を生かすだけで手一杯だったのに、テッドに生命力を分けて…僕が生きる分の力が、足りなくなって…。だから、ソウルイーターが、周囲の死に近い者の死期を少しだけ早めて…その力を、僕に与えたんだ。」

 呟くような声で言いながら、アリアは自分の右手に視線を落とす。そこには、俺が永い時宿し続けていたあの紋章がある。それが今、いつもより光を放っていて、何らかの力を発しているのがわかる。…多分、奪った魂を、主の力として与えているんだろう…。

 「嫌だって…そう言ったんだけど…このままの状態では、テッドと一緒にいるだけで…僕の方が死んでしまうらしい…。生命力を『補給』していない時でも、こうして傍にいるだけで、ほんの少しずつ、僕から命の力を奪っているから。」
 「…だから、お前を生かそうとして、そいつが周りの命を奪ってるんだな。そうして、お前に与えて…お前がさっき動けるようになったのも、喰らった魂の力を、与えられたからか。」

 俺がアリアから奪う分の力を補う為に、ソウルイーターは魂を喰らい、冥府へと送り、アリアへとその力を注ぐ。…彼の傍に戻る前、あの闇の中聞いた声は、やはり俺を騙したのか。それとも、アリアがここまで弱っているとは思っていなかっただけなのか。誰かの命と引き換えにはならないと言っていたってのに、充分周りの命を巻き込んでる。

 「…本当は、君には、言いたくなかった。そうしたら、きっと君はまた、僕にそれでいいのかと…自分と一緒にいていいのかと、そう問いたくなるだろう。…でも、僕の答えは、一つだから。テッドと一緒にいる為なら、僕はどんな事だって覚悟出来る。僕にとっては、君を喪う事の方が、ずっと辛い。…これが、幸せの為の代償だというのなら…僕は、死神にだってなれる。」

 少し哀しげに微笑みながら、アリアはきっぱりとそう言いきる。強い光を秘めた瞳は、諦めというよりは、自分の為に喪われる命すら、背負う覚悟を映していた。
 そんな彼を見ていると、何だか泣きたくなる。変わらない、綺麗で真っ直ぐな…アリアは穢れたと思っている、その心。弱る事はあっても、血や死にすら汚されない、闇の内でこそ輝く魂。本当は、俺なんかを選ぶべきじゃなかったんだ…お前は。その強さも優しさも気高さも、俺なんかには勿体無くて…もっと、相応しい奴がいただろう、そう思うのに。本当はもっと、お前は幸せになるべきなのに。
 …けど、手放せない。お前の傍に戻った時から、お前を解放してやるなんて、きっともう出来なかった。他の誰かのものになる位なら、いっそ俺がこの手で殺すだろう。…今は、そう思ってしまう。

 「…今更、何も訊きゃしないさ…。俺だって、何と引き換えにしても、お前と一緒にいるつもりで…その覚悟で、傍に戻ったんだ。アリアと共に在る為なら…何だってする。」

 俺が笑ってそう言うと、アリアがそっと身を寄せてくる。何とも、切なそうな顔をしている。きっと、覚悟をしていても、心が痛むんだろう。

 「……テッド。」
 「どうした…?苦しいのを…紛らわせたい?」

 そう言ってみると、アリアは儚い笑みで首を振る。

 「…きっと、紛らわせちゃ、ダメなんだ…。」
 「何でだよ?ずっと苦しい顔してるつもりか?…そんなのダメだぜ。」
 「…でも…」

 なおも何か言おうとする唇を口付けで塞いで、それ以上何も言えないようにする。何も考えなくていい…辛いなら、俺の事だけ考えていればいい。アリアを哀しませたくないのか、ただの独占欲なのかわからないまま、強く抱き締めて深い口付けをした後、ゆっくり唇を離す。

 「テッド…」
 「奪う事が苦しけりゃ、離れるしかないんだ…俺達は。…それでも、一緒にいたいなら…もう、そんな苦しそうな顔するなよ。例え、周りの全てが喪われても…俺だけは、一緒にいるから。ずっと…一緒にいるから…。」

 泣きながら縋るように抱きついてくるアリアを、俺はただ強く抱いて、ずっと一緒だと言い続ける。その涙が枯れるまで…その心が、仮初めの安定を得るまで、ただずっと…そう囁き続けていた…。



苦しみに 罪の意識に 苛まれる
お前を ただずっと 抱き締めていた

俺と共に在る為に 死を与える事を選んだ
お前は 涙に暮れる 優しい死神


6章に続く

 復活話5話目です。途中までえろトークだったと思ったら、急に後半シリアスな感じで、何だかな。落差が激しいような気がする…いいのか。本当はコレ、一応2話に分けて書こうと思っていたんですが…坊が少しずつ衰え始める過程を。でも、坊が苦しそうな期間が長いと、書いてる本人も辛いんで、結局一つにまとめてしまったのでした。

 それにしても、こいつらホントにラブ度がずば抜けてて、しかもどろどろ具合もずば抜けてるから、どうしような感じです。…何でうちのテッド坊は、爽やかさとは対極の位置にあるかな…。たまには、爽やかなラブラブも書けたらいいのに…。



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